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Panasonic LUMIX G9 Pro

近年人気の最新ミラーレスカメラは、実に進化が著しい。小型で軽量にもかかわらず、驚くほど高度な機能を備えており、スポーツ・風景・動物・ポートレイト等ジャンルを選ばず、プロフェッショナルの要求に期待以上に応えているようです。その最新機種であるパナソニックのハイエンドミラーレス「LUMIXG9PRO」は、操作性・機能性共に素晴らしく、一度手にすれば、恐らく誰もが所有したくなるのではないかと思います。では、撮影サンプルを見ていただきながら、このカメラの突出した素晴らしい機能をご紹介してまいります。



カメラ: LUMIX G9 Pro
絞り値:f/3.2
露出時間:1/200秒
ISO:3200
防塵防滴ということで、選んだ撮影場所は水族館のドルフィンパフォーマンス。イルカが故意に客席に水飛沫がかかるよう跳ねるため、前から4列目までは危険領域です。ずぶ濡れになるのを覚悟しての観戦です…が、機材はお借りしているので、実験は控えめに。ビニール袋をそっとかぶせてからの撮影開始。さあ、ショーの始まりです。天井のマシーンからシャワーのように降り注ぐ水滴が、青い光にキラキラ照らされて、観客を幻想の世界へ誘います。



カメラ: LUMIX G9 Pro
絞り値:f/3.7
露出時間:1/160秒
ISO:1600
撮影開始。高速シャッターの連写音が心地よい。撮影後に再生してみると、まるで動画を見ているように滑らかに動いて見える。通常、動画のコマ数って、(30フレーム/秒)でしたね。AF追従で約20コマ/秒。AF固定で約60コマ/秒という映画のような驚異的な高速連写には凄すぎて言葉が見つかりません。イルカの跳躍が最高位に達した時のシャッターチャンスを失敗なく捉えてくれました。



カメラ: LUMIX G9 Pro
絞り値:f/3.5
露出時間:1/200秒
ISO:320



カメラ: LUMIX G9 Pro
絞り値:f/3.2
露出時間:1/200秒
ISO:3200



カメラ: LUMIX G9 Pro
絞り値:f/3.1
露出時間:1/160秒
ISO:1600



カメラ: LUMIX G9 Pro
絞り値:f/4
露出時間:1/4秒
ISO:400
地下の旧ワイン貯蔵庫へ向かう階段。
6.5段分の手振れ補正で、何の不安もなく手持ちで撮影しながら進んで行きます。



カメラ: LUMIX G9 Pro
絞り値:f/5.0
露出時間:1/0.6秒
ISO:400
地下の旧ワイン貯蔵庫へ向かう。
見上げると薄っすらと太陽光が差し込む窓が青く光っている。タングステンライトとの対比が面白い。



カメラ: LUMIX G9 Pro
絞り値:f/3.2
露出時間:1秒
ISO:1000
真っ暗な地下の旧ワイン貯蔵庫。このような僅かな光で、手持ちで撮ろうなどと今の今まで考えた事すらなかったですが、6.5段分の手振れ補正の威力は実に凄かった!この環境において、手持ちで振れずに撮影できるなんて信じられますか?



カメラ: LUMIX G9 Pro
絞り値:f/4
露出時間:0.5秒
ISO:400
ここは、大きなワイン樽がズラリと並ぶ歴史ある旧ワイン醸造所。ワイン好きの私を、わくわく高揚させてくれます。暗部を少しだけ持ち上げましたが、ほぼ撮影時のまま。JPGの色味の印象は、忠実に再現されていると感じます。この暗い部屋においても、描写はシャープで、階調は十分豊かに表現されています。



カメラ: LUMIX G9 Pro
絞り値:f/4.0
露出時間:0.8秒
ISO:400
微小なスポットライトのみの陰影で、薄っすらと浮き上がる古いワインボトル群。色味やコントラストの処理において、魅力的に忠実に再現できていると思います。シャドウ部は少し持ち上げました。



カメラ: LUMIX G9 Pro
絞り値:f/3.7
露出時間:1/6秒
ISO:400
日暮れ直前の空の撮影は、彩度が高く美しく撮れるので一瞬のシャッターチャンスを逃せません。それにしても、手持ちで気軽にシャッターを押しただけなのに、シャープさ・色の豊かさ・画質の良さにおいて、これだけ魅せてくれて簡単に洒落た画にしてくれる。撮影が益々楽しくなります。  



カメラ: LUMIX G9 Pro
絞り値:f/3.7
露出時間:1/30秒
ISO:200
浅い被写界深度の絞り値で、フォーカス合成を試みました。バーの後部2/3がボケ味で形状を失っていましたが、スクリーンディスプレイ上で加えたいピントをタッチすると、被写界深度の深いシャープな画像が一瞬にして出来上がりました。



カメラ: LUMIX G9 Pro
絞り値:f/8.0
露出時間:1/4秒
ISO:200
ハイレゾモードに設定して、LumixG9を三脚にセッティング。あとは、シャッターを押してカメラ任せ。あっという間に8回連続撮影による高解像・高画質のファイルが仕上がります。ホワイトバランスはオートに設定し、自然光での撮影。大理石のレリーフの赤味がかった白。右下の造花の薔薇の白。壁の白。ベージュの敷布。こちらは、ページの都合で圧縮したデータになりますが、原版を見ると、それぞれを実に正確な色で再現してくれていて鳥肌ものです。そして、見事なまでの質感の再現。右下は造花。左下は、本物の植物「千両」。造花に付いた水滴は作り物ですが、これは肉眼で見ても本物に見える精巧なつくりですので、左の赤い実の本物の水滴と比較しても違いは分からないと思います。しかし、それぞれの異なる素材感はよく描写されています。肉眼で見るよりも、より自然に見えるというのは言い方が変ですが、それぞれの質感や色味には一切の誇張がなく、非常に美しい画質を得られました。LumixG9は、まさにクオリティーにこだわるプロフェッショナルのためのツールです。今度は、ぜひ機会を作って高画質の動画にも挑戦したいと思います。





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