ニコン NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
         ニコンZマウントの105mm/f2.8は、高い解像力を有しながら柔らかく美しいボケを作りだせる中望遠等倍マイクロレンズです。日常では気が付かないこともマイクロレンズで近接してみると、肉眼では感じとれないたくさんの発見があります。
        
 
         
        
         4.5段分相当の補正効果を持つレンズ内手ぶれ補正機構(VR)が内蔵されているので、1/50秒の手持ち撮影での近接撮影でも手ブレを抑えて撮影することができました。
        
 
        
          カメラ:
          Nikon Z 6II
         
         
         
           絞り値:f/4
          
          
           露出時間:1/50秒
          
          
           ISO:1100
          
          
           露出補正:+0.3ステップ
          
          
           露出モード:絞り優先
          
          
        
         昼食で注文した大好物の麻婆豆腐を近接で“頂きました”。テーブルフォトというよりギリギリまで接近したマクロ撮影ですが、味の沁み込んだ豆腐やひき肉が実に照り映えて、写し出され麻婆豆腐のうまみが伝わってきます。今見てもお腹が鳴りそうです。
        
 
         
        
          カメラ:
          Nikon Z 6II
         
         
         
           絞り値:f/4.5
          
          
           露出時間:1/125秒
          
          
           ISO:1400
          
          
           露出補正:-0.7ステップ
          
          
           露出モード:絞り優先
          
          
        
         麻婆豆腐を食べた後、テーブルにあった胡椒の入ったペーパーミルに可能な限り近接して撮影してみました。日常見慣れた物をクローズアップすることで、今まで気づかなかった別の表情を見つけられるのも近接撮影の面白さの一つ。何でも近接撮影をしたくなる好奇心が沸き上がるのは、マイクロレンズを手にしたときの“あるある”かもしれません。
        
 
         
        
          カメラ:
          Nikon Z 6II
         
         
         
           絞り値:f/4.2
          
          
           露出時間:1/125秒
          
          
           ISO:1250
          
          
           露出補正:+0.3ステップ
          
          
           露出モード:絞り優先
          
          
        
         Zレンズマウントの大口径、3枚のEDレンズを使用し、センサーに近い後球に非球面レンズを配することによって色収差が徹底的に抑えられ、色づきのないやわらかなボケが得られ、ピント面の花芯を印象的に浮かび上がらせています。ヌケの良いクリアな描写は花びらを伝う管の模様もくっきり写っています。
         
撮影中、花粉を集めるため飛来したミツバチもいいアクセントになりました。
 
         
        撮影中、花粉を集めるため飛来したミツバチもいいアクセントになりました。
          カメラ:
          Nikon Z 6II
         
         
         
           絞り値:f/3.5
          
          
           露出時間:1/640秒
          
          
           ISO:100
          
          
           露出補正:-0.3ステップ
          
          
           露出モード:マニュアル
          
          
        
         とにもかくにもひと際美しいボケが堪能できるレンズです。
         
この撮影ではAFが効き辛くマニュアルフォーカスを使用したのですが、フォーカスリングを回すときの適度なトルクと滑らかな感触があまりにも心地よくて驚かされました。リングの送り量とピント面の移動の連動がスムーズで、マニュアルフォーカスレンズではないか、と錯覚するぐらいの感触です。近接撮影ではAFが効き辛い場面もあるので、このマニュアル感覚はマイクロレンズには重要です。
 
         
        この撮影ではAFが効き辛くマニュアルフォーカスを使用したのですが、フォーカスリングを回すときの適度なトルクと滑らかな感触があまりにも心地よくて驚かされました。リングの送り量とピント面の移動の連動がスムーズで、マニュアルフォーカスレンズではないか、と錯覚するぐらいの感触です。近接撮影ではAFが効き辛い場面もあるので、このマニュアル感覚はマイクロレンズには重要です。
          カメラ:
          Nikon Z 6II
         
         
         
           絞り値:f/4
          
          
           露出時間:1/640秒
          
          
           ISO:100
          
          
           露出補正:-0.3ステップ
          
          
           露出モード:マニュアル
          
          
        
          最短距離はわずか0.29m。被写体にグッと接近してまるで高倍率のルーペを使って植物を観察するような迫力あるクローズアップ写真を楽しめます。
          
カメラ: Nikon Z 6II
         
         カメラ: Nikon Z 6II
           絞り値:f/14
          
          
           露出時間:1/125秒
          
          
           ISO:560
          
          
           露出補正:-0.3ステップ
          
          
           露出モード:マニュアル
          
          
        
          ムラサキバレンギクの上に留まっていた小さな昆虫に接近してみました。とても小さくてまだ誕生して日も浅そうなバッタです。絞り値開放(撮影倍率の関係でF値はF3.3になっています)で撮影したのでボケ味が柔らかく、花と昆虫をふっくら立体に写し出しています。ピント面の花芯や花びら、昆虫がキリっとシャープに写し出され、体部分に散らばる細かな黒い点模様もくっきり判別できます。
         
         
         
          カメラ:
          Nikon Z 6II
         
         
         
           絞り値:f/3.3
          
          
           露出時間:1/3200秒
          
          
           ISO:100
          
          
           露出補正:-0.7ステップ
          
          
           露出モード:絞り優先
          
          
        
         少し離れた2つのサボテンを105mmの焦点距離を生かした圧縮感で重なり合うように写してみました。細微な描写で手前のトゲの存在感が強く伝わります。中望遠域の描写力も申し分ありません。
        
 
         
        
          カメラ:
          Nikon Z 6II
         
         
         
           絞り値:f/14
          
          
           露出時間:1/125秒
          
          
           ISO:800
          
          
           露出補正:-0.7ステップ
          
          
           露出モード:絞り優先
          
          
        
         S-Lineレンズの名にふさわしい無限遠から等倍までの高い解像性能。ピント面を鮮明に写し出す解像力とボケのコントラストが美しく、表現力に富んだ印象深い画像を生み出してくれます。
        
 
         
        
          カメラ:
          Nikon Z 6II
         
         
         
           絞り値:f/2.8
          
          
           露出時間:1/5000秒
          
          
           ISO:100
          
          
           露出補正:-1ステップ
          
          
           露出モード:絞り優先
          
          
        
          中望遠105mmの焦点距離が生み出す柔らかく美しいボケはマイクロ撮影時のボケとは一味違います。風景やポートレートを始め多彩なジャンルの撮影でマルチな活躍が期待できる頼もしい一本です。
          
カメラ: Nikon Z 6II
         
         カメラ: Nikon Z 6II
           絞り値:f/2.8
          
          
           露出時間:1/4000秒
          
          
           ISO:100
          
          
           露出補正:±0ステップ
          
          
           露出モード:絞り優先
          
          
         
          EDレンズ(3枚)を効果的に配置、後玉には大口径非球面レンズを配置することで焦点距離を問わず撮影距離を問わず画面周辺部まで高い解像力を実現しています。遠景撮影でも解像力は凄まじく、マイクロレンズというよりマルチレンズと呼びたくなります。
         
 
          
         
           カメラ:
           Nikon Z 6II
          
          
          
            絞り値:f/4
           
           
            露出時間:1/2500秒
           
           
            ISO:100
           
           
            露出補正:-0.7ステップ
           
           
            露出モード:シャッター優先
           
           
         
          絞り値を中央ぐらいまで絞り込んでも、焦点距離105mmによって前後を大きくボカしてピント面をはっきり浮き上がらせることができるのが中望遠マイクロレンズの利点でもあります。ピントを置いた雨粒のエッジが立ちキリリと輪郭が引き締まり、前後の大きなボケ味によって存在感が強まって目が惹きつけらます。
         
 
          
         
           カメラ:
           Nikon Z 6II
          
          
          
            絞り値:f/6.3
           
           
            露出時間:1/125秒
           
           
            ISO:100
           
           
            露出補正:-0.3ステップ
           
           
            露出モード:絞り優先
           
           
         
          雨に濡れたベンチもぱっと目で見た時は何も感じませんが、マイクロレンズで近接してみると、肉眼では感じとれないたくさんの発見があります。木製の背もたれにまとわりつくように流れる雨水、隙間に垂れる水滴に公園の木々が映り込んで小さな世界が内憂されている様子。
          
細微な描写力があるからこそ、肉眼では気付かない世界を見つけだす楽しみがあるのではないでしょうか。
        細微な描写力があるからこそ、肉眼では気付かない世界を見つけだす楽しみがあるのではないでしょうか。
          カメラ:
          Nikon Z 6II
         
         
         
           絞り値:f/8
          
          
           露出時間:1/125秒
          
          
           ISO:1100
          
          
           露出補正:-0.3ステップ
          
          
           露出モード:絞り優先
          
          
        
         絞り開放F2.8のボケ味は柔らかく、コントラストのバランスもよく調和され、ふんわりした雰囲気です。ピント面はマイクロレンズらしいエッジが引き締まっていますが硬さはありません。ポートレートレンズでも活躍できる性能が期待できます。
         
撮影後に気付いたのですが、この雨受けは馬のキャラクターグッズのよう表情をしています。こんな意外な発見もまたマイクロレンズを使う楽しみの一つかもしれません。
 
         
        撮影後に気付いたのですが、この雨受けは馬のキャラクターグッズのよう表情をしています。こんな意外な発見もまたマイクロレンズを使う楽しみの一つかもしれません。
          カメラ:
          Nikon Z 6II
         
         
         
           絞り値:f/2.8
          
          
           露出時間:1/400秒
          
          
           ISO:100
          
          
           露出補正:-1ステップ
          
          
           露出モード:絞り優先
          
          
        
         森林で撮影中にクサガメと遭遇、カメラに臆する様子がなかったのでマイクロレンズの出番です。Z6IIの動物瞳AFが亀に目に照準を合わせて追尾してくれました。
         
薄曇りの天候でしたがコントラストがはっきりして画面にメリハリが感じられます。AF駆動に「マルチフォーカス方式」を採用され、近接での高速・高精度なフォーカスが得られ、色収差もしっかり抑え込まれています。クサガメの頭から首にかけて広がる薄黄緑色の不規則な斑紋や斑点が鮮やかに描写されています。
 
         
        薄曇りの天候でしたがコントラストがはっきりして画面にメリハリが感じられます。AF駆動に「マルチフォーカス方式」を採用され、近接での高速・高精度なフォーカスが得られ、色収差もしっかり抑え込まれています。クサガメの頭から首にかけて広がる薄黄緑色の不規則な斑紋や斑点が鮮やかに描写されています。
          カメラ:
          Nikon Z 6II
         
         
         
           絞り値:f/4
          
          
           露出時間:1/1000秒
          
          
           ISO:1000
          
          
           露出補正:-1.3ステップ
          
          
           露出モード:絞り優先
          
          
        
         カメラ:
         Nikon Z 6II
        
        
           絞り値:f/3
          
          
           露出時間:1/160秒
          
          
           ISO:400
          
          
           露出補正±0ステップ:
          
          
           露出モード:絞り優先
          
          
        
         ピクチャコントロールを風景にしたのでコントラストや色味が強まっていますが、よりシャープネスがはっきりしてキリっとしまった絵になっています。近接だけでなく被写体から距離があってもマイクロレンズのもつカミソリのような鋭いシャープネスの切れ味は発揮されていることがわかります。
         
        
 
        
           カメラ:
           Nikon Z 6II
          
          
          
            絞り値:f/2.8
           
           
            露出時間:1/8000秒
           
           
            ISO:140
           
           
            露出補正:-1.7ステップ
           
           
            露出モード:シャッター優先
           
           
         
          遠景でも細微な解像力を保ち、川面を漂う小さなさざ波やボートのスクリューが巻き起こした波の様子が細微に写し出されています。
          
マイクロレンズではありますが、近接だけではなく中望遠レンズとしてオールマイティに使える性能を持っています。等倍から無限遠まで、ZマウントのS-Lineレンズが有する高い解像能力の凄さが確認できました。新開発の小径・高トルクSTM(ステッピングモーター)を採用しているので、マイクロレンズながら動きのある被写体もしっかり追えるレスポンスがあります。
         マイクロレンズではありますが、近接だけではなく中望遠レンズとしてオールマイティに使える性能を持っています。等倍から無限遠まで、ZマウントのS-Lineレンズが有する高い解像能力の凄さが確認できました。新開発の小径・高トルクSTM(ステッピングモーター)を採用しているので、マイクロレンズながら動きのある被写体もしっかり追えるレスポンスがあります。
          カメラ:
          Nikon Z 6II
         
         
        
           絞り値:f/3.2
          
          
           露出時間:1/3200秒
          
          
           ISO:100
          
          
           露出補正:-0.7ステップ
          
          
           露出モード:シャッター優先
          
          
         
          開放値F2.8は光量の少ない場面で多くの恩恵を受けられます。地下鉄で車両を待つ間、トンネル内がSF映画に出てくるシーンのように見えたので、線路から離れて十分安全性を確保してホームから撮影してみました。ISO感度は上がってしまいましたが、F2.8大口径の力を借りて、線路の延長線上のトンネルをかっこよく写し出せました。
         
         
           カメラ:
           Nikon Z 6II
          
          
         
          絞り値:f/2.8
         
         
          露出時間:1/125秒
         
         
          ISO:12800
         
         
          露出補正:-0.3ステップ
         
         
          露出モード:マニュアル
         
         
          















