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Nikon Z 6II

ニコンのフルサイズミラーレスカメラ「Zシリーズ」の新モデル「Z 6II」。画像処理エンジン「デュアル EXPEED 6」を新たに搭載し、処理速度の向上とメモリー大容量化により高速連写がパワーアップしています。グリップやAF性能など使い勝手が向上していることを感じながら撮影をしてきました。


z6ii_カモメ1
EXPEED 6を2基搭載した画像処理エンジン「デュアルEXPEED 6」を新採用したZ 6IIは高速連続撮影と連続撮影コマ数が向上、AFの精度が高まり動きのある被写体を捉える能力が向上しました。
FTZマウントアダプターを装着した180-400mmで飛翔するカモメを狙ってみました。内蔵テレコンバーターも入れているので焦点距離は560mmにもなっているのですが悠長に飛ぶカモメを補足することができました。
絞り値:f/5.6
露出時間:1/5000秒
ISO:720
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッター優先



z6ii_カモメ2ボディの見た目はZ 6とさほど変化はないのですが、Z 6IIはグリップが高くなりホールディング感が増しました。Z 6ではグリップした時に指の爪がボディに当たり気味で、使い込んでいくうちに爪が当たるラバー部分がささくれてくる症状がありましたが、Z 6IIの深いグリップでは爪がボディに接触することはなく、大きなレンズを装着してもがっちりホールディングできます。
カメラ性能だけではない使い勝手もブラッシュアップされていることは素晴らしいです。
絞り値:f/4
露出時間:1/3200秒
ISO:140
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッター優先



z6ii_高速フェリー
マウント径が大きい(55mm)ニコンミラーレス機の利点の一つにマウントアダプターを介してFマウントレンズの資産を受け継ぐことができる点です。高性能なFレンズを装着して高画質な描写を楽しめることは、たとえZ用レンズを豊富に持っていない旧ニコンユーザーでもその恩恵を引き継げます。
絞り値:f/5.6
露出時間:1/3200秒
ISO:4500
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッター優先



z6ii_水上バス
カメラ: Nikon Z 6II
絞り値:f/4
露出時間:1/800秒
ISO:1600
露出補正:±0ステップ
露出モード:シャッター優先



z6ii_夕日とカモメ
ニコンZシリーズを使用していて特に良いと感じる機能の一つにファインダーの美しさがあります。光学ファインダーと遜色ない自然な見え方で全く違和感がありません。
マニュアルフォーカスでも画面のエッジの立ち方が自然でくっきり区別がつくのでフォーカスの山を掴みやすいです。マニュアルフォーカスにした瞬間フォーカスポイントが拡大表示してしまうメーカーもありますが、ニコンはあくまで光学ファインダーのような使い勝手。これが実に使いやすいのです。

この作例の様に逆光が厳しくAFが効きづらい構図を撮ろうとした時も画面全体を見定めながらカモメにピントを合わすマニュアルフォーカスが精密におこなえる。この利便性は実際にカメラを使ってわかる利点なのですが、ニコンのカメラには数値では表せない使い勝手があります。
カメラ: Nikon Z 6II
絞り値:f/5.6
露出時間:1/1600秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:シャッター優先



z6ii_二見浦の蛙1
伊勢神宮に参拝する予定があったので、Zマウントの24-70mm f/4 Sと85mm f/1.8 Sをお供にお伊勢参り。古来伊勢神宮に参拝する際は、まず二見浦の海で身を清めるのが本来のしきたりということを知り、まずは伊勢市の二見浦へ。二見興玉神社にお祭りされている猿田彦大神様のお使いが蛙なので、市内のいたるところに蛙の置物が置かれています。
大口径マウントを生かしたZレンズの描写力はどのレンズも外れがなく素晴らしい描写力を有していますが、Z 6IIでもその美しい画質は十二分に発揮されます。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
絞り値:f/1.8
露出時間:1/400秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先



z6ii_二見浦の蛙2
このキュートな蛙をオートエリアAF(動物)で撮影してみたところ、きっちり左目にフォーカスポイントが固定されました。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
絞り値:f/2
露出時間:1/1250秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先



z6ii_バス停
巡回バスのネーミングも伊勢らしいですね。グリップが深くなったZ 6IIは旅行やスナップ撮影の良いお供に進化しました。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
絞り値:f/1.8
露出時間:1/4000秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先



z6ii_木造の壁
長い年月日光に照らされて焼けた木造建物の壁。ダイナミックレンジの広さ、描写力、色の濃淡、表現に富んだ描写力、Zシリーズの持つ表現力が重ねてきた年月の長さを写し出しています。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
絞り値:f/8
露出時間:1/640秒
ISO:100
露出補正:-1ステップ
露出モード:絞り優先



z6ii_屏風
途中、史跡巡りなど楽しみました。被写体からにじみ出る重厚な雰囲気が画面から伝わってくる描写力、いいですね。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
絞り値:f/8
露出時間:1/40秒
ISO:320
露出補正:-1.7ステップ
露出モード:絞り優先



z6ii_夫婦岩
日の出や日没など撮影に適した時間帯ではないのでさっと写真を撮っただけですが、それでも神々しい雰囲気を感じる場所です。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
絞り値:f/7.1
露出時間:1/800秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先



z6ii_下宮第一鳥居
二見浦で身を清めた後、伊勢神宮 下宮(豊受大神宮)の参拝に向かいました。下宮参道入り口の第一鳥居の樹木は黄色に染まり始めています(11月上旬撮影)。秋の訪れを感じながら参道に向かいました。
ニコンの色合いは風景写真を始め樹木がたくさん写り込むこのような場面と相性が良いと感じます。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
絞り値:f/6.3
露出時間:1/160秒
ISO:100
露出補正:-1ステップ
露出モード:絞り優先



z6ii_立皇嗣の礼につき奉告祭1
下宮の第一鳥居を通り少し歩くと人だかりができています。参道の右側にある門に装束を着用された方が太鼓を持って立っていました。縦位置に構えてその様子を撮ってみました。グリップが深くなりホールディング感が良くなったZ 6IIは縦位置に構えるのがとても楽に感じます。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
絞り値:f/4
露出時間:1/320秒
ISO:280
露出補正:-1ステップ
露出モード:シャッター優先



z6ii_立皇嗣の礼につき奉告祭2
ひと時の後、太鼓が打ち鳴らされ祭祀をおこなう神官がお出ましです。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
絞り値:f/4
露出時間:1/320秒
ISO:2000
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:シャッター優先



z6ii_立皇嗣の礼につき奉告祭3
近くにある祭壇で御神事が始まりました。後で警備をされていた方にお聞きしたところ、この御神事は秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)になったことを国内外に示す「立皇嗣(りっこうし)の礼」が無事行われたことを勅使の方が伊勢神宮にご報告する「立皇嗣の礼につき奉告祭」と教えていただきました。撮影した奉告祭は下宮内に鎮座する土宮へのご報告をおこなう祭礼だそうです。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
絞り値:f/4
露出時間:1/250秒
ISO:2200
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:シャッター優先



z6ii_下宮の外壁
豊受大神宮(外宮)の御社を囲む板垣(外壁)の柱ごとに榊が掛けられています。露出をアンダーにして神秘な雰囲気が漂うように撮影してみました。
シャッターボタンの近くに露出補正ボタンがあるのでファインダーから目を離さずに操作できるので撮影に集中できるのがよいですね。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
絞り値:f/1.8
露出時間:1/3200秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先



z6ii_五十鈴川
豊受大神宮(外宮)の参拝を終え、内宮の伊勢神宮へ。宇治橋から見る五十鈴川は静かに澄み渡り、まるで穢れまで祓い清めてくれるように感じました。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
絞り値:f/10
露出時間:1/100秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先



五十鈴川御手洗場
五十鈴川御手洗場には小さな小魚がたくさん泳いでいます。手を洗って清めていると心まで洗われるような気がします。昔は鯉も泳いでいたそうなのですが、観光客が投げ入れた小銭を飲み込んで死んでしまう鯉が出たため、別の場所に写されてしまったそうです。画面左上に投げ込まれた一円玉が写っていますが、伊勢神宮ではこの五十鈴川に小銭を投げ入れないでほしいと注意を促しています。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
絞り値:f/8
露出時間:1/250秒
ISO:1600
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:マニュアル



伊勢神宮
二見浦の二見興玉神社、下宮の豊受大神宮の参拝を経て念願の伊勢神宮に到着。ここでは参拝が目的なので、写真は数カット撮影したのみです。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
絞り値:f/8
露出時間:1/30秒
ISO:100
露出補正:-1ステップ
露出モード:絞り優先



古殿地
伊勢神宮参拝後、近くの猿田彦神社でも参拝。ここにはパワースポットといわれる古殿地(こでんち)という方位石があります。Z 24-70mm f/4 Sの解像力も素晴らしく、中心部の解像力には目を見張るものがあります。Z 6IIとの組み合わせはこのような旅行に最適ではないでしょうか。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
絞り値:f/5.6
露出時間:1/100秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:マニュアル



しめ縄
参拝後は伊勢市の観光スポットを散策。Z 5やZ 50よりはやや大きいボディであってもレフ機に比べれば格段に持ち運びが楽であり、旅行などの持ち出すのにも便利なサイズ感となっています。伊勢神宮参拝後の観光スポット散策にも軽快なお供になってくれました。
伊勢市では一年中玄関にしめ縄を飾る風習があります。地元では当たり前の日常でも旅行者の目には風情たっぷりに感じます。
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
絞り値:f/4
露出時間:1/1250秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先



暖簾
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
絞り値:f/1.8
露出時間:1/8000秒
ISO:100
露出補正:-1ステップ
露出モード:絞り優先



店先
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
絞り値:f/1.8
露出時間:1/160秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先



木製看板
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
絞り値:f/1.8
露出時間:1/125秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先



湯沸かし鍋カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
絞り値:f/4
露出時間:1/80秒
ISO:2200
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先



路地
カメラ: Nikon Z 6II
レンズ: NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
絞り値:f/1.8
露出時間:1/160秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先




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