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Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena

撮影するたびに美しいボケ味に思わず感嘆の声がこぼれてしまう、凄いレンズが登場しました。美しいボケを作り出すレンズは何本もありますが、画面周辺まで背後の光源を均等に丸くボケさせるこのレンズは、ボケを立派な主役にしてしまう魔力を持っています。「空間が満たされている」という意味を持つPlenumから由来する「Plena」と刻印されニコンがこだわりを持って作り上げたスペシャルな一本です。(※2023年秋撮影)


NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 1.玉ボケ背後の点光は木漏れ陽が生け垣の葉っぱに当たって反射している光なのですが、ごくありふれた反射光がほぼ均等に丸く写し出され存在感に満ちています。暖簾のおたふくに焦点を合わせたのに何回見直してもこの美しい玉ボケに目が奪われてしまいます。間違いなく主役はおたふくでは真ん丸のボケです。
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/640秒
ISO:100
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 2.野鳥と玉ボケ背後の光は木漏れ陽ですが、美しくほぼ均等に丸くボケています。SRレンズとEDレンズによってボケのエッジ部分の色かぶりも抑えられ、柔らかく大きなボケによって脚を止めた野鳥を立体的に浮き上がらせています。解像力はS-Lineレンズ最高クラスを誇り、驚異的な解像力で羽毛の1本1本を切れ味鋭く細微に写し出しています。
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/500秒
ISO:64
露出補正:-0.3テップ
露出モード:マニュアル


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 3.野鳥のポートレート
滑らかで柔らかく滑らかにグラデーションを描いていくボケ味は被写体をふっくらと浮き上がらせます。ピントを合わせた野鳥の目は抜群のシャープな描写力で写し出され、背景のボケと組み合わさって野鳥の姿が立体感に満ちています。
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/640秒
ISO:90
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル


NikonNIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 4.飾り
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/2
露出時間:1/200秒
ISO:64
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 5.ダリア
大きくボケる手前の花びら、鋭いカミソリのような切れ味で描写された花芯、滑らかにボケていく奥の花びら。分離することなく一体化して立体感に繋がっています。背後のとろけるようなボケに色収差の色づきはありません。完璧だとしか表現できないほどまとまっています。
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/2
露出時間:1/1000秒
ISO:64
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 6.コスモス
最短距離は0.82m、撮影倍率も0.2倍でハーフマクロレンズとしての活用も可能で、大胆な近接はできなくともずば抜けた解像力の高さと美しいボケによって素晴らしい作品を生み出せる楽しみに満ちています。
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/5000秒
ISO:64
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 7.もみじ
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/1250秒
ISO:64
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 8.ハロウィン1
開放値F/1.8から画面周辺まで均一な周辺光量が保たれ、四隅が暗くなることはありません。像面歪曲も見当たらず。中心部も解像力が画面全体にいきわたっています。

網に入れられて均等に飾られているハローウィンのかぼちゃたち。地元の小学生が作ったそうです。そのかぼちゃも個性を発揮した表情を少しでも画面に入れようと真正面から写してみました。画面いっぱいに広がる一つ一つのかぼちゃの表情が鮮明に写し出され、可愛らしい表情がいきいきと伝わってきます。
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/1250秒
ISO:64
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 9.ハロウィン2
角度を変えてみました。三個のかぼちゃの真ん中で微笑む表情が前後のボケ味によってかぼちゃの微笑みが印象的に目に焼き付きます。 柔らかくまろやかに感じる「Plena」のボケ味は他のレンズとは一味違うと感じました。
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/1250秒
ISO:64
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 10.ほんにょ
東北地方では刈り取った稲を地面に差した一本の棒に積み重ねる用に吊り下げていくのですが、この様式を「ほんにょ」と呼ぶそうです。田んぼに均等に立ち並ぶ「ほんにょ」は旅情をかきたてられます。絞りを開放にして「Plena」で写してみると、中望遠135mmの圧縮感と柔らかいボケ味がうまく組み合わさる、焦点を合わせたほんにょが立体感をまとってふわっと浮き上がりました。

ピントを合わせた米粒が微細に一粒ずつ分離してシャープに写し出されています。
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/3200秒
ISO:64
露出補正:-0.3ステップ
露出モード:絞り優先


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 11.柳
中望遠の圧縮感、柔らかいボケ味、ヌケの良さ、ピント面のシャープな描写力が組み合わって立体感、臨場感がずば抜けた描写。ファインダーを除いた瞬間に、すごい作品が撮れるかもしれない、と期待で胸がワクワクくるのは私だけではないはずです。
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/800秒
ISO:64
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 12.山寺
レンズの基本性能がどれもすこぶる優秀なので、風景やスナップなどどのような場面でも高画質で最高級の画質で被写体を写し出します。少し離れたい力中望遠の圧縮感を活かして山寺の山門にPlenaを向けてみました。濡れたように鈍く光る瓦葺きの山門の質感を渋く存在感あふれる雰囲気で写し出す描写、ヌケも抜群で山の澄んだ空気も伝わってきます。ポートレート、花はもちろん、どのような場面でも上質な写真表現を味わえる、撮影者の意図に確実に答えてくれる銘玉ではないでしょうか。
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/2.2
露出時間:1/160秒
ISO:80
露出補正:-1.7ステップ
露出モード:絞り優先


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 13.芭蕉像
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/500秒
ISO:500
露出補正:±0ステップ
露出モード:マニュアル


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 14.座布団
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/800秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 15.あんみつ
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/250秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 16.郵便ポスト
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/500秒
ISO:100
露出補正:-0.7ステップ
露出モード:絞り優先


Nikon NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena 17.平泉駅
カメラ: Nikon Z 8
絞り値:f/1.8
露出時間:1/8000秒
ISO:64
露出補正:±0ステップ
露出モード:絞り優先



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