ニコン AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED
今回登場の、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED。フルサイズ対応のFXフォーマット、F1.8という明るさながら、サイズもコンパクトで軽量。とても携行性にも優れています。小型軽量ながら非球面レンズやEDレンズなど、高い光学性能で、高画素機との組み合わせでも高い解像力を発揮し、F1.8という大口径できれいなボケ味も両立。街撮りやスナップにも使いやすく、機動性のある1本として活躍してくれます。
キャンドル

1/60 F2.2 ISO400 -0.3
テーブルの上のキャンドルを。室内での撮影、明るいF値が心強いです。
気持ち絞っていますが、背景のボケ、テーブルの上のグラデーションなども良い雰囲気です。
チョコレート

1/800 F1.8 ISO100
こちらは開放にて。ピントを合わせた部分はしっかりシャープに。
波止場の情景

1/2000 F1.8 ISO100
こちらも開放にて。
金属の質感をしっかりと描写、35mmという事である程度背景も入れてボケを活かした撮影が出来ます。
1本の木

1/500 F8 ISO100
お次は遠景を。雪景色と思いきや、実は養生シートですが・・・。木の枝もしっかり描写され、空の感じもいい感じです。
大石公園より

1/320 F8 ISO100 +0.5
少し雲があるものの、逆光の条件、少々プラス補正。太陽近くはさすがに飛んでしまいますが残ったところの雲や山肌、手前の木々もいい感じに。
昔のおもちゃ

1/200 F4 ISO400
少々絞った状態でクローズアップ。昔懐かしい木のおもちゃの木目、質感等も良く描写。35mmということで自然な奥行き感も表現しやすい画角です。
旧型気動車

1/250 F2.8 ISO400
発車を待つ旧型気動車。金属の質感やテールライトなどの細かいディテールもしっかりと描写してくれました。
逆光の蝋梅

1/3200 F3.2 ISO100
ほころび始めた蝋梅を、少々意地悪に太陽を画面に入れて。
ナノクリスタルコートではありませんが、目立ったゴースト等もありませんでした。
テールランプ

1/640 F4 ISO100
旧車のテールランプ。ライトレンズのテクスチャーや金属の質感も良い感じです。
夕刻の参道

1/60 F2.8 ISO800 +0.7
日没直後の参道にて。画面はじに入れた光源近くの灯篭の珊にも色収差などはなく、遠景の点光源もきれいな円形に。
明るさを活かして薄暗いシーンでの撮影も安心してこなせます。
今回は、Dfと組み合わせて出かけてみました。フルサイズの中でも軽量なDfやD610との組み合わせはバランスも良く、また35mmという画角で、軽快に撮影する事が出来ます。
DXフォーマット機での装着では52.5mm相当の標準レンズとなりますが、ラインナップとして、AF-SDX35mmF1.8Gもありますが、将来、フルサイズにステップアップを考えている方は、こちらのAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDを選択するというのも、単焦点入門から、画質も良く、作品作りの強い味方になってくれます。その機動性と、明るさ、高画質、様々なシーンで活躍してくれ、長く付き合える1本です。