条件に一致するレビューはありません。
閉じる
匿名さん
(2026/9/29にレビュー)
ビックカメラグループで購入
CleerARC3との比較レビューになります
【デザイン】
CleerARC3と比較すると基本的なデザインの方向性は大きく変わっていませんが、ARC5のほうが若干小型・軽量化されています。装着時の見た目もARC3を踏襲しており、ARCシリーズらしいデザインです。
【高音の音質】
ARC3と比べて高音域に大きな違いは感じませんでした。もともとARC3の高音も十分きれいだったため、ARC5になって劇的に向上したという印象ではありません。
【低音の音質】
ARC3から明確な進化を感じたのが低音です。
聴き比べるとARC5のほうが低音に厚みと迫力があり、「ズンズン」と響いてくる感じがはっきり分かります。オープンイヤー型でありながら低音の量感や存在感がしっかりあり、音楽を聴いたときの迫力が増しています。
ARC3からの買い替えを考えている方なら、違いを感じやすい部分だと思います。
【フィット感】
ARC3より良くなったと感じます。耳への収まりが良く、装着時の安定感も向上しています。長時間使用した場合もARC3より快適に感じました。
【外音遮断性・音漏れ】
オープンイヤー型なので、カナル型や密閉型のように外部の音を完全に遮断することはできません。
ANCをオンにすると周囲の生活音がある程度小さくなりますが、「周囲の音がほとんど聞こえなくなる」ほど強力なものではありません。強いノイズキャンセリングを期待すると物足りないと思います。
また、構造上どうしても音漏れはあります。ただし通常の音量なら極端に大きく漏れる印象はなく、大音量で使用すると音漏れも大きくなるため、公共の場所では音量に注意したほうがよいでしょう。
【携帯性】
ARC3よりケースは小型化されていますが、一般的なカナル型完全ワイヤレスイヤホンと比べるとまだ大きめです。「ARC3より改善されたものの、携帯性は決して良いとはいえない」という印象です。
【バッテリー持ち】
公称バッテリー持続時間は12時間ですが、FlooGooFMA121とLC3で接続し、「高音質モード」、音量50%でBGMを連続再生したところ、約20時間でバッテリー残量が0%になりました。
使用環境や設定によって結果は変わるため、常に20時間使えるという意味ではありません。また、公称値とは条件が異なるため、あくまで個人的な実測結果です。
それでも12時間を大きく上回ったのは興味深い結果でした。LC3は比較的省電力なコーデックなので、対応機器を使えるのであれば、長時間使用したい方にはLC3接続もおすすめです。
【総評】
ARC3から買い替えてみましたが、ARC5は着実に進化していると感じました。
特に低音は明確に良くなっており、厚みと「ズンズン」と響く迫力があります。フィット感も改善され、装着時の安定感が向上しています。
機能面でもDolbyAtmosに加えてTHX空間オーディオに対応しており、充実しています。バッテリーも、今回の環境ではLC3接続で約20時間使用できました。
一方で、オープンイヤー型なのでカナル型のような外音遮断性はなく、ANCも強力なタイプではありません。ケースもARC3より小さくなったとはいえ、まだ大きめです。
そして何より、4万円以上という価格はワイヤレスイヤホンとしてかなり高価です。特にARC3をすでに所有している場合、この価格を払って買い替えるかは悩ましいところでしょう。
それでもARC3からの買い替えでは、「低音」「フィット感」「機能面」で着実な進化を感じられる製品です。価格は決して安くありませんが、オープンイヤー型で音質・装着感・機能性を重視する方には魅力のあるモデルだと思います。