商品レビュー

高コントラストの黒のしゃれもの

赤いシマヘビ（serpent）針（GMT用）がおしゃれで、姉妹機であるシルバーダイヤルYA126332のが「いいあな」と思っていました。

そんな時、突然ブラックPVDのモデルがショーケースに登場しました。店員さんに何が違うのか聞くと、単なる色違い機ではなく、「この黒のモデルはベゼルがフラット、シルバーモデルは曲面」ということでその「端正なマスク」にやられてしまいました。

楽しさ満載のAlessandro　Micheleデザインの時計はこれで3本目。こちらはインデックスが星、蜂、クサビ、そしてラッキー7の7時が「ハート」で楽しいです。
12時にトラがいるモデル（YA126346）より若干インデックスが大きく、蜂の向きも違います。
オールブラックならでは、インデックスがシルバーできらきらとマットブラックのダイヤルに映えて「コントラスト高、気持ちいい！」となります。

時計の視認性から、このモデルの長針がインデックスの上に来ていない＝短い　とネガティブに言われています。デザイン的に良く吟味してこの長さに決めたのだと思います。確かにトラが12時にいるモデルより長針が短いです。YA126346ではインデックスの上に長針がのり、インデックスの一部を覆うことになります。
YA126333は長針とインデックスが向かい合う、一直線に出会うイメージでデザインしています。12時、3時、6時、9時のクサビ型のインデックスのところに長針が来ると良くわかります。長針の下にはGMT用の時間サークルが来ていてトータルに大変良くまとまっています。

「すごいことするなあ」と思うのがアリゲータ製のベルトをおしげなく黒のマットに仕上げているとことです。持っている人だけが知っているみたいな。
夏は汗で可愛いそうなのでNATOベルト(20mm幅)に替えて連れ出してます。オリーブのベルトが良くあいます。

そうそうスケルトンバックについて
ロータのみ黒で後は金属カラー。YA126346のシルバーローターに蜂が描かれていたので良く見ると蜂の絵が確認できます。キャリバーの仕上げはYA126346の方が上に見えます。