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UGMさんの投稿
(2017/3/27)
ビックカメラグループで購入
長年LUMIXを使用していましたが求める性能がコチラの方にあり購入しました。
普段三脚を持ち出さないので強力な手ぶれ補正は最大の魅力です。12〜100ミリのズイコーPROレンズは先に購入しておりレンズ単体だけでも手ぶれ補正が優秀なのはGH4にて確認済みでしたが本機との組み合わせによってさらに有益になると思います。
またLUMIXでは未だに不可能なストロボ連写やストロボブラケットが可能なのも理由です。
AFの性能やEVFの進化具合といい、もう一度レフ機に戻ろうかという考えは増々減っていくでしょう。
あえて欠点を言わせてもらうと、ファインダー接眼部の出っ張りが短くメガネ使用者にはタッチパッドやファンクションレバーを操作すると指が頬やメガネに干渉して操作しずらいですね。特に私は左目が利き目なのでなおさらです。大きいアイカップに交換しましたが今度はファインダーの四隅が大きくケラれてしまい折角の広いファインダー視野が台無しです。アイポイントは根本的にもっと長くしないと駄目です。
同じことはGH4の場合、接眼部の出っ張りがはるかに大きいことと、背面モニターを横に開いて左指で操作すれば問題ないのですが、本機の場合モニターを開くとEVFとモニターの「手動切り替えボタン」まで効かなくなってしまうのでそういう使い方自体が不可能です。ファームウエア更新でここが解消されれば良いのですが。
また左側軍艦部にもダイヤルを設置して欲しかったです。ドライブモードやAFモードをボタンと右ダイヤルの同時操作で切り替えるのはやはりワンテンポ遅れますし、ボタンを見ないとどちらを押しているのか分かりません。せめてドライブモードだけでもダイヤルで即時切り替え式にしてほしい所です。
電池が大容量になっていますがそれでも消耗はGH4より速く、バッテリーグリップ必須ですが本体側の電池はグリップを外さないと交換できないのでシャッターチャンスを逃す可能性も高く、基本はバッテリーグリップ側の電池を交換し本体側は最後の手段として残しておく使い方をしています。
バッテリーグリップ内に2個電池が入れば合計3個となりかなり余裕の撮影が続けられますし、折角USBタイプC端子を搭載しているのですから、ソニー機のようにモバイルバッテリーから充電できるとか給電撮影できるようにして欲しかったですね。
GH4でも感じていたのですがマイクロフォーサーズだからといってこういうフラッグシップ機までいたずらにボディを小さくしすぎるのはデメリットだと思います。
EM1Mk2は大きい方ではありますがそれでもまだグリップ部は小指の掛かりが悪く、横幅もギリギリまで詰めているため、マウント部近くのボタンは非常に押しづらくなっています。
背面の十字キーも小さいためどの方向のキーを触れているのか触感で分かりにくいのも良くありません。
もう一回り大きくても十分コンパクトですから素材等を工夫して重量を軽くすればマイクロフォーサーズの面目は保たれると思いますし、次期型はもっとアナログ的な操作性を向上させて欲しいです。
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