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ささとさんの投稿

(2024/7/25)

ビックカメラグループで購入

評価レビュー
一般市場に初登場した大手メーカーのARM64版Windows

いわゆる「AI搭載パソコン」と呼ばれる類のもので、かつARM(AArch64)系統プロセッサとしては、恐らく一般市場で普通に手に入るARM版Windows搭載機としては、大手メーカー初かもしれない。

驚いたのが、まず開封後に使用を開始するのに電源が不要。
出荷時の内臓バッテリが余裕で残っていて、本体を開いたら即初期起動が開始される。
有線LANはないので、ドックやUSB-LANアダプタなどを別途購入しない場合はWiFi必須。
CPUはX1E-80-100。WiFi7。USB-Gen4(C)2つとUSB-A3.2 Gen1が1つ。
完全なファンレスかつ圧倒的な省電力。

GPUは、CPUのみでレンダリングしたほうが速いケースもある、くらいの性能。
ビジネスユース向けで、ゲームユースは厳しそう。
「Office 2021」の永続版ライセンスが標準でついている。

総じて、価格としては高めだとは思うが、相応の最新装備が贅沢で、色々と新時代を感じさせる内容。
使用感はとても良いが、画面は「あなたは鏡ですか」と思うほどに反射する。
全面がタッチパネルでもあるので、気になる場合はOLED用の保護フィルムが必要。
Made-in-Chine。

以下は中身の詳細な話。

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ARM64であるため、大手のメジャーアプリ以外はまだまだネイティブ対応していないケースが多い。
旧来の64bitプログラムであるx64(x86_64)は、プログラム内からはシステムはx64ネイティブである。という認識の元で動作する仕組みになっている。
そこそこ動きはするが、目的が「一般的なパソコンがほしい」である場合は、今はまだ待ったほうがよい。
今の時期は、やっと市場に登場したメイン級Copliot+PCの新ARM系を試したい人など、ARM版のWindowsがほしい。という人向け。

この製品の難しい所は、製造元のMicrosoftが仕様として公表している内容がざっくりしすぎていて、その中身がよくわからない事。
例えばCPUのSKUは、Laptop7はラインナップ全てが84ではなく80である事も、公式に発表されている場所が見当たらず、当初は15インチの方は80でなく84である。みたいな記載がある所も散見された。

USB-CはGen4と公表されているが、USB-Aの方は不明。
自前て実機を調べてみると、識別としてはUSB3.2のSuperSpeed(5Gbps)で、SuperSpeedPlus(10Gbps)のフラグは立っていなかったので、正確には「USB 3.2 Gen1」かもしれない。
SuperSpeed(5Gbps)で通信できる事までは確認できた。

ちなみに、同世代のSurface Pro 11のSnapdragon X EliteはX1E-78-100らしい。

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