タムロン SP 45mm F/1.8 Di VC USD Model F013【ニコンFマウント】
フルサイズセンサー搭載機に対応したタムロンの新単焦点レンズのラインナップ。
そのうちの1本の45mmF1.8はちょうど、人の目の画角に近い為、ほぼ見たままの光景をカメラで切り取る事が出来ます。
大きなぼけ味も魅力なF1.8の明るさと手ブレ補正機構も搭載していて安心してシャッターを切る事が出来るので、撮り歩きにもピッタリです。
タムロン SP 45mm F/1.8 Di VC USD Model F013【ニコンFマウント】 実写
▽秋桜
絞り値:f/1.8
露出時間:1/4000秒
ISO:100
開放F値で大きくぼかして。手前の花びらの透明感や描写もよく、幻想的な雰囲気を作り上げる事が出来ました。
▽ススキ
絞り値:f/4
露出時間:1/1000秒
ISO:100
ススキの穂の毛先まで細かく描写。背景ボケもあって、非常に立体的に写っています。
▽紅葉
絞り値:f/1.8
露出時間:1/4000秒
ISO:100
葉の色が変わってくると、そろそろ秋も深まってきたなぁと感じます。ひと際目に付いた、朱色が美しい紅葉です。葉脈までバッチリ分かる高精細さ。
▽トンネルより
絞り値:f/1.8
露出時間:1/1000秒
ISO:800
露出補正:-2
輝度差のあるシーン、トンネル外に露出を合わせて。トンネル内のレンガの質感、光沢感もなかなかいい感じに
▽案内板
絞り値:f/1.8
露出時間:1/400秒
ISO:400
散策しているとおしゃれなカフェの看板。木の表面の質感や塗装の剥げ跡も、このレンズは忠実に再現。
▽葉脈
絞り値:f/6.3
露出時間:1/2500秒
ISO:400
露出補正:-0.7
撮った瞬間も、後から見返している今も、今回撮ってきた中で最も鳥肌の立った1コマです。ハッキリと見れる葉脈、明暗のコントラストの美しさを見て、フルサイズセンサーの力を存分に引き出しているなぁと感じました。
▽緑の中
絞り値:f/5.6
露出時間:1/160秒
ISO:400
露出補正:-0.7
絞って撮影しましたので、全体的にシャープに。本当に細かい事ですが、葉の輪郭までクッキリ再現。シャドウ部も潰れておらず、レンズの実力が垣間見れます。
露出補正:-0.7
撮った瞬間も、後から見返している今も、今回撮ってきた中で最も鳥肌の立った1コマです。ハッキリと見れる葉脈、明暗のコントラストの美しさを見て、フルサイズセンサーの力を存分に引き出しているなぁと感じました。
▽海辺を一望
絞り値:f/11br>露出時間:1/800秒
ISO:400
露出補正:-0.3
実はこの時、同じ日に発売したタムロン35mmのレンズでも同じカットを撮っておりますが、撮り比べてみると画角の差が一目瞭然。35mmで撮影したカットの広がりも捨てがたいですが、構図のまとまりは45mmがやはり自然に仕上がりました。
▽爽やかなドリンク
絞り値:f/2br>露出時間:1/125秒
ISO:400
露出補正:-0.3
すこしうるさい背景だったのですが明るいF値を活かして、背景をぼかして、丸ボケに。グラス表面の水滴も、雰囲気作りに一役買っております。
▽水面下
絞り値:f/8
露出時間:1/500秒
ISO:200
露出補正:-0.3
何気ない1カットですが、水面に写った花びらに注目して頂きたいです。花びらのスジまでクッキリと描写されています。
▽夕暮れの帰り道
絞り値:f/8
露出時間:1/2500秒
ISO:400
露出補正:-1
画素数はご存じの通り控えめですが、フルサイズならではの描写力で葉の一枚一枚をしっかり立体的に写しています。
自然な画角で、自然に構えられる
フルサイズに対応しているこのクラスの単焦点レンズで手ブレを補正してくれるレンズって、実はレアだったりします。待ち望んだ手ブレ補正機構が搭載された事で、より扱いやすく進化しています。進化しているのは内部機構だけでなく、勿論写りも!フルサイズ機の相棒に相応しい描写力です。より見た目に近い45mmという画角も、風景写真だけでなくスナップや接写など、多くの場面で撮り手の想いに応えてくれるのが魅力の一本、50mmは数あれど、この45mmという画角の選択肢もありかと思います。