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ソニー α6500

今回は、発売からひと月程経ち好評をいただいております、ソニーミラーレス一眼APS-Cフォーマットのフラッグシップモデル『α6500』を紹介いたします。3月にα6300が発売して間もないですが、その上位モデルとして大きな存在感を放っています。一番の特徴は、ボディ内に 5軸手ブレ補正機構を搭載した点と、 タッチパネルに対応した点です。性能にさらなる磨きが掛かった『α6500』、実機を手にする機会がきましたので早速撮影してみました。

ソニー_α6500作例(ビン)

ウィンドウ越しのボトルにピントを合わせました。液晶モニターがタッチフォーカスに対応しているので、右手親指でフォーカスポイントを操作して、そのままシャッターを切りました。任意の場所に合わせられるので、自由度が非常に高いです。

絞り値:f/4
露出時間:1/100秒
ISO:200
露出補正:+1

ソニー_α6500作例(ビルと電車)

絞りを絞って、画全体をシャープに写しました。ビルの窓から画面奥の木々の枝葉まで高精細に描写できています。この辺の画質は、α6300譲りですね。

絞り値:f/9
露出時間:1/320秒
ISO:200

ソニー_α6500作例(ビンとドーナッツ)

撮影途中に休憩で立ち寄ったカフェにて。ドーナツ表面のしっとり感や、ガラス表面の透明感も感じさせる艶やかさを表現できました。

絞り値:f/5.6
露出時間:1/80秒
ISO:160
露出補正:1.3

ソニー_α6500作例(夕焼け)

空が赤らみはじめた夕暮れ時、空港で翼を休める飛行機は絵になります。手持ちにて、解像度を重視してそこそこの感度で撮影してみました。ノイズもそれほど気にならず。

絞り値:f/5.6
露出時間:1/60秒
ISO:1600
露出補正:-1

ソニー_α6500作例(飛行機)

そしてなんといっても本機の特徴は動体追従性能の向上です。夕刻、タキシングする飛行機にAF追従で軽く流し撮り。

絞り値:f/5.6
露出時間:1/25秒
ISO:1600
露出補正:-1

ソニー_α6500作例(列車)

こちらもAF追従モードにて。画面奥から手前に迫ってくる被写体にフォーカスし続けてくれ、こういったシーンでも大活躍します。

絞り値:f/6.3
露出時間:1/1000秒
ISO:400
露出補正:-0.7

ソニー_α6500作例(バイク)

ヘッドランプにピントを合わせ、背景から浮き上がらせました。ランプ表面の質感も見事です。

絞り値:f/4
露出時間:1/1000秒
ISO:400
露出補正:-0.7

ソニー_α6500作例(鳥)

逆光の中、佇む鳩を・・・こういった光源下でもAFは迷うことなく迅速に。コンクリートの質感もシャープです。

絞り値:f/5.6
露出時間:1/4000秒
ISO:400
露出補正:-0.7

ソニー_α6500作例(鳶)

再び動き物を。上空を旋回する鳶を狙って連写した1コマ。進化した4Dフォーカスということで、ほぼ全面をAFエリアがカバー。ランダムに動きまわる被写体にもピントを正確に合わせ続けてくれました。

絞り値:f/5.6
露出時間:1/4000秒
ISO:400
露出補正:-1

何日かに分けて周辺を撮り歩いてきましたが、本体サイズは従来機とほとんど変らないので取り回しに関しては大きな違和感はありません。強力な5軸手ブレ補正はいかなる場面においても心強く、安心して手持ち撮影ができます。そしてやはり、AF性能の向上には驚かされます。AFエリアがほぼ画面全体という事もいざ撮影時には使いやすく、連写性能とあわせて動体撮影において決定的な性能を発揮します。撮る道具としての完成度が高まっていると感じました。機動力も抜群、ミラーレス機の進化と強みをフルに発揮する、完成度の高い1台です。

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