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静止画も動画も、プロユースにも応えるハイエンドミラーレス一眼　DMC-GH3

ミラーレス一眼の中でもハイクラスに位置づけされるGHシリーズ。前機種のGH2もベストセラーで、動画性能の高さから、映像のプロの現場でも使われてきました。そして今回、その待望の後継機となるGH3が発売となりました。1605万画素LiveMOSセンサーの搭載、高速、高精細なAFや連写などはもちろん、動画もAVCHDProgressiveやMOV形式に対応するなど、動画も、もちろん静止画も磨きをかけ、よりカメラとしての完成度が高まりました。

よりカメラらしい仕上がりの外観。マイクロフォーサーズとしてはやや大柄なボディですが、ホールド性、大きめのレンズを装着した際のバランスなども良好です。ボディ前面にシンクロ接点を装備するなど、プロ仕様となっています。
装着しているレンズは12-35ｍｍF2.8.ハイクラスなGH３にふさわしい大口径ズームレンズです。

モードダイヤルはもちろん、3つのダイヤルによる操作、シャッターボタン付近にISO、露出補正、ホワイトバランスのボタンが装備され、頻繁に設定を変える際にも直観的に操作が可能。操作性も良好です。

液晶画面はもちろんバリアングル。3.0インチタッチパネル。高精細で見やすいEVFファインダーを搭載しています。
ボディもマグネシウム合金を採用の防滴防塵と、堅剛性もハイエンド機種らしく、信頼性の高いカメラです。

今回は静止画編です。レンズはGH3にベストマッチな１２－３５ｍｍを組み合わせてみました。

アロエ咲く浜辺

カメラ：パナソニック　GH-3
レンズ：
1/320　F8　ISO200

浜辺に咲くアロエの花。色の設定などはデフォルトのまま。赤色などもなかなかいい感じに発色。

錆

カメラ：パナソニック　GH-3
レンズ：
1/320　F4　-0.7

金属、錆の質感も良く出ました。このレンズ、ハイエンドなボディにマッチしています。

青空灯台

カメラ：パナソニック　GH-3
レンズ：
1/800　F8　ISO200

灯台へ続くみちより海を臨む。遠景の岩場や海の青などもクリアで立体感ある仕上がりです。

灯台へ続く道より

カメラ：パナソニック　GH-3
レンズ：
1/400　F8　ISO200

灯台へ続くみちより海を臨む。遠景の岩場や海の青などもクリアで立体感ある仕上がりです。

逆光にて冬の海

カメラ：パナソニック　GH-3
レンズ：
1/1000　F8 　-1.3　ISO200

ちょっと意地悪に逆光、光る水面を入れて。手前のススキもシャープに描写、また、さすが最新のレンズといった感じで目立つフレアなどもありませんでした。

光り物

カメラ：パナソニック　GH-3
レンズ：
1/1600　F2.8　+0.3　ISO200

この日の昼食をパチリ。炙りさんまのテカリや質感、いい感じです。

穏やかな冬の海

カメラ：パナソニック　GH-3
レンズ：
1/800　F8　ISO200

砂浜の質感や海のグラデーション、透明感も良く出ています。

夕日の水仙

カメラ：パナソニック　GH-3
レンズ：
1/80　F4　-0.7　ISO200

夕方の光に照らされる水仙。気持ち絞って。花のデティールも良く出て、背景のボケも適度で被写体が引き立ちました。

夕焼け漁港

カメラ：パナソニック　GH-3
レンズ：
1/2000　F4　-0.7　ISO200

夕暮れの小さな魚港。水面の質感、グラデーションなどよく表現してくれました。

今回、少しの間使わせていただいたのですが、まず手にした感想としては、しっくりとくるホールド性はやはり上位機種として、安心感があります。カメラのレスポンスももちろん良く、AFも高速、様々なジャンルで活躍してくれそうです。

また、３つのダイヤルによる操作も適度なクリック感により確実、かつ頻繁に設定を変える場合もファンクションボタンなども効果的に配置されていて直観的に、確実な操作ができるのも、さすが上位機種です。今回は静止画でしたが、やはりこのGH-3は動画の性能も気になるところ。N村、ずっと静止画メインでやってきたため、動画はもっと勉強しなければなのですが、今度挑戦してみようと思います。

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