じっくり撮影派にも、より撮影に集中できるNIKON1 V2
今回はNIKON1シリーズの上位クラスラインの新製品V2をご紹介します。
まずは外観ですが、前機種のV1からは大きく変化しました。まず、グリップ部は大きくなり、とてもホールド性が良くなりました。そしてファインダー部。ある意味、一眼らしくなった形状となり、内蔵フラッシュが搭載されました。
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レンズはキット付属の10-30mmを装着。沈胴式のズームですが、レンズを繰り出した段階で電源もONになるのは良いですね。
そして軍幹部にはP、A、S、Mの露出モードも選択できるモードダイヤルが装備されました。液晶画面は3.0型、液晶画面右上にファンクションボタンが用意され、ISO感度やAFモードなど、素早く変更が可能に。このクラスではシャッター速度や絞りなど、色々と設定を変え撮る方も多いと思います。よりイチガンらしくなったということで、手軽にも、じっくりも、撮影しやすいカメラになりました。
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秋の青空
色づいた木々が青空に映える。さわやかなイメージをV2が切り撮ってくれました。
ピクチャーコントロールで仕上がりのイメージを好みに合わせて設定できます。
そして、V2の特徴としては高速連写が挙げられます。
最速で15コマ/秒の高速連写を実現。また、新機能の「ベストモーメントキャプチャー」を使えば、シャッターボタン反押しから40コマ分の静止画を一気に記録して一時的に記録した画像をスローモーションで再生、「ここだ!」というところでそのコマが記録されます。
動きのあるシーンでもベストな瞬間を記録することが出来ます。
レスポンスも上々
アドバンストハイブリットAFでピント合わせも迅速。さらに高速連写中もピントが追従するなど、ミラーレスは動体撮影が苦手・・・なんていうのはもう過去の話ですね。
様々な被写体にオールマイティーに対応できます。
お次は全自動にて夜景を撮ってみました。
手持ちにて室内のオブジェと夜景
VRレンズと高感度の恩恵で手持ち撮影でもここまで撮れました。ISOも3200まで上がっていますが画面でみたり、A4程度のプリントなど、通常の使用なら許容範囲だと思います。
NIKON1 V2はカメラとして確実に進化しました。初めての方で、全自動で撮っても、もちろん、簡単きれいに撮れますし、ちょっとこだわって撮影、という方にも各種設定がやりやすくなりました。小型、軽量なのでサブ機としても、また、別売りのマウントアダプター、FT-1を使えば豊富なFマウントのニッコールレンズ群が使えます。センサーの大きさから、「望遠に強い」という特徴を活かして、既存のFマウント望遠レンズを使って超望遠撮影、なんていうことも、面白いですし、1NIKKORレンズ群も、これからどんどんと充実してきます。これからもニコン1シリーズから目が離せません。