より高精細な画質に期待、ローパスレスAPS-CサイズX-TRANSCMOSU搭載 X100s
APS-Cサイズセンサーを搭載し、光学ファインダーとEVFの切り替えが出来るハイブリットビューファインダーを搭載。画質、アナログな操作性やデザインなど、前モデルのX100が登場した時も衝撃でした。(N村も飛びついて買ったクチです)
今回のX100sでは、その特徴にさらに磨きをかけ、センサーもローパスレスのX-TRABSCMOSUを搭載、EVFも0.48型、236万ドットと、より高精細で見やすくなりました。Xpro1の画質を考えると、その画質、仕上がりにも期待してしまいます。
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元々、カメラらしい高品位なボディ。外観上の大きな変化はありませんが、良く見ると・・・
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正面にはX100sの「S」のロゴ。ファインダーの切り替えのレバーの形状が若干変わっています。レンズは35mm換算で35mm相当になるFIJINON SUPEREBC23mmF2を搭載。ローパスレスのX-TransCMOSUとの組み合わせで、写しだされる絵に期待してしまいます。
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軍幹部左のロゴにはsの文字が。特徴でもあるハイブリットファインダーもEVF使用時もより見やすく、自然に。撮影に集中するには重要な部分です。
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絞り、シャッタースピード、露出補正などもシンプルなダイヤル操作。昔ながらの操作感に安心感があります。そして、映像エンジンもEXR ProcessorUを搭載し、画質の面はもちろん、起動時間やシャッタータイムラグも短縮、AFも位相差AFとコントラストAFの併用で、高速に。街に、旅に、最高のスナップシューターとして活躍してくれそうです。
夕刻の海岸
- FUJIFILM X100s
- 1/2000 F5.6 ISO200
- 1/17000 F8 -0.7 ISO200
夕方の海岸。ローパスレスの1630万画素、APS-CサイズのX-Trans CMOS IIセンサーにより高精細。砂や波しぶきの質感もとてもシャープな描写です。
開店間際のウインドウ
- カメラ:FUJIFILM X100s
- 1/90 F2.8 -0.7 ISO400
開店間際のバーを窓越しにマクロモードで寄ってみました。気持ち絞ってF2.8にて。よりシャープになり、そして程よいボケが立体感のある写りです。
前機種、X100の登場時も、APS-Cサイズセンサー、そしてハイブリットファインダーが話題となりました。今回のモデルチェンジにより、センサー、ファインダーともに磨きがかかり、センサーはローパスレスのX-Trans CMOS IIによりより高精細でシャープに。ファインダーも、クラシカルでアナログな操作性も相まって、そのファインダーを覗きながら街をスナップしていると、本当に「撮っている」と実感し、改めてファインダーを覗いて撮影するスタイルの良さを再認識しました。本当に撮ることが楽しく、また物としての魅力も高い、そんな1台。次の週末、X100sをもって、出かけてみませんか。いつもの街も、ファインダーを通してみると、季節を感じてみたり、新たな発見、なんてことも。そんなことをX100sは気づかせてくれますよ。