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シャンパンのおすすめ17選 プレゼント向けの高級銘柄やお手頃価格で購入できるモノも紹介!

更新日:2024.11.30

シャンパンのイメージ

記念日や誕生日、クリスマスなど、特別なパーティーを華やかに彩る「シャンパン」。グラスに注ぐと立ちのぼる繊細な泡と豊かな香りが、エレガントな雰囲気を演出します。

お祝いの席のほか、手軽に取り入れやすい高コスパな銘柄も揃っているのが特徴。そこで今回は選び方のポイントも含め、シャンパンのおすすめ銘柄を紹介します。

シャンパンとは

シャンパンとは

シャンパンとは、フランス・シャンパーニュ地方で造られるスパークリングワインのなかでも、フランスのワインの法律「原産地統制呼称管理法(AOC法)」に規定された条件を満たしたモノを指します。

法律上、シャンパンの原料となるぶどうの品種や栽培方法など、細かい規定があり、「シャンパン製法」と呼ばれる伝統的な製造方法でつくられていることが特徴。厳しい条件をクリアしたモノだけがシャンパンを名乗れます。香りや味わいから繊細な泡立ちまで、すべてがワンランク上の品質に仕上がっており、特別な一日や非日常を楽しめるおすすめのお酒です。

スパークリングワインとの違い

シャンパンとは スパークリングワインとの違い

シャンパンは発泡性があるスパークリングワインの一種ではあるものの、それぞれ同じモノとして扱われていないため、混同しないよう注意しましょう。スパークリングワインとは発泡性があるワインの総称であり、世界中さまざまなスタイルで造られているのが特徴です。

スパークリングワインを代表する種類としてイタリアの「プロセッコ」やスペインの「カヴァ」、ドイツの「ゼクト」などが挙げられます。シャンパンにも引けを取らない高品質な銘柄もあり、普段飲み用として取り入れやすい点でも人気です。スパークリングワインのおすすめ銘柄が知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてください。

シャンパンのアルコール度数

シャンパンとは シャンパンのアルコール度数

シャンパンのアルコール度数は、11〜12.5%が一般的です。度数が5%前後のビールより高く、15%前後の日本酒よりは低めとなります。なお、少なくともアルコール度数が11%以上でなければ、シャンパンとは呼ばれません。

ちなみに、度数が11%未満のものは、スパークリングワインに分類されます。購入する際は、ボトルのラベルに「ALC.○%」と表記されている数字で、度数を確認してみましょう。

シャンパンの選び方

色で選ぶ

シャンパンの色は「白」と「ロゼ」の2種類があります。

白|シャンパンの主流

シャンパンの選び方 色で選ぶ 白|シャンパンの主流

全体の約9割を占めるのが白のシャンパンです。白ブドウまたは黒ブドウの果汁のみを使用しているため、タンニン由来の渋みを感じにくく、比較的飲みやすいのが特徴。シャンパン初心者の方や重厚なワインが苦手な方などにもおすすめです。

白い花や柑橘果実を想わせるフレッシュな香りに、フルーティーでスッキリとした味わいは、とくにサラダや魚介系のメニューと好相性。乾杯酒のイメージがありますが、食前酒や食中酒で食事と合わせても楽しめます。

ロゼ|パーティーなどの華やかな場におすすめ

シャンパンの選び方 色で選ぶ ロゼ|パーティーなどの華やかな場におすすめ

鮮やかなピンクの液色がグラスを美しく彩るロゼシャンパン。かわいらしい見た目は女性にも人気が高く、とくにパーティーやイベント、お祝いの席などの華やかなシーンにおすすめです。

白ワインに赤ワインをブレンドする方法や黒ブドウから色素を抽出する方法などで造られています。そのため、白と比べると程よいコクやタンニンを感じられるのが特徴。洋食をはじめ、和食や中華などとも相性が良く、肉に魚介にと幅広い料理とのペアリングを楽しめます。

味わい(甘辛度)で選ぶ

シャンパンの選び方 味わい(甘辛度)で選ぶ

シャンパンは、醸造の最後に糖分を加えて糖度を調節する「ドサージュ」が行われており、残糖量によって甘辛度が7段階に分類されています。ワインの酸味が苦手な方は甘口をチェックしてみてください。

甘みのある味わいは、食前酒にも、ティータイムや食後のデザートワインにもおすすめ。最も甘い極甘口は「ドゥ」、中程度の甘口は「ドゥミ・セック」、やや甘口で中辛ともいわれるのが「セック」です。

一方、最も辛い極辛口は「エクストラ・ブリュット」や「ブリュット・ナチュール」、辛口は「ブリュット」、やや辛口で甘味が少ないものは「エクストラ・ドライ」となります。甘いお酒が苦手な方や、ビール・焼酎が好きな方などにおすすめです。

どれにするか悩んだ場合には、辛口の「ブリュット」に注目。種類が豊富なので、好みの1本を見つけやすいのがポイントです。

ブランドで選ぶ

シャンパンの選び方 ブランドで選ぶ

シャンパンにも数多くの銘柄があるため、まずどれを選ぶべきか悩んでしまうこともあるでしょう。有名ブランドからシャンパンを選ぶのもひとつの手です。

例えば、パーティーなどで飲むなら世界中で愛される「モエ・エ・シャンドン」は、高級シャンパン「ドン・ペリニヨン」を手掛けているブランドで、場を一層優雅に盛り上げます。また、シャンパンの帝王とも称される「クリュッグ」はプレゼントやお祝い用にピッタリ。甘口が主流の時代に辛口シャンパンを生み出した「ポメリー」、未亡人マダム・クリコが築き上げた「ヴーヴ・クリコ」などエピソードのあるブランドもおすすめです。

有名ブランドの銘柄は近場のスーパーマーケットでも並ぶほど広く流通しています。高級銘柄とはいえ、1万円以下のモノも多く揃っているので、手軽に試しやすいのもポイントです。

グレードで選ぶ

ノン・ヴィンテージ(NV)

シャンパンの選び方 グレードで選ぶ ノン・ヴィンテージ(NV)

「ノン・ヴィンテージ」は、いわゆる一般的なスタンダードなシャンパンのこと。収穫年や畑が異なるブドウをブレンドし、最低15ヵ月間の瓶内熟成を経てリリースされるのが特徴です。年を問わずいつでも安定した美味しさを味わえます。

とくに、シャンパン初心者の方はノン・ヴィンテージから飲みはじめるのがおすすめ。 造り手のスタイルが最も反映される看板商品なので、ブランドの基本的な味わいを知りたい場合にもピッタリです。

ヴィンテージ

シャンパンの選び方 グレードで選ぶ ヴィンテージ

「ヴィンテージ」は、特定の年のブドウを100%使用した上質なシャンパンのこと。「ミレジメ」とも呼ばれます。最低36ヶ月の長期熟成が義務付けられているうえ、良質なブドウが収穫できた年にのみ造られるのが特徴。希少性が高く価格も高い傾向にあります。

ヴィンテージシャンパンは、その年のみのブドウの個性を楽しめるのが魅力。ブドウの収穫年はラベルに記載されています。

プレステージ

シャンパンの選び方 グレードで選ぶ プレステージ

フランス語で威信を意味する「プレステージ」は、文字通り各ブランドが威信をかけた最高峰のシャンパンのこと。特別な畑で採れる極上のブドウとトップレベルの技術によって生み出されたモノのみに「プレステージ」の名前が冠されます。

シャンパンの最高級グレードなので特別な記念日や、大切な方へ贈るプレゼントにもおすすめ。ヴィンテージを超える長期熟成銘柄が多く、果実味と酸味、ミネラル感が複雑に重なり合う優雅な味わいを堪能できます。

シャンパンに使われるぶどうの種類は主に3種類

シャルドネ|酸味とキレのある味わい

シャンパンの選び方 シャンパンに使われるぶどうの種類は主に3種類 シャルドネ|酸味とキレのある味わい

シャンパン造りの重要な白ブドウ品種「シャルドネ」。酸味とキレのある味わいが特徴ですが、土壌や気候、作り手によってさまざまな風味を楽しめます。

なかでも有名なのが、シャルドネ100%で造られる「ブラン・ド・ブラン(白の白)」。若いうちは繊細な柑橘香とシャープな酸を、熟成するにつれてブリオッシュやハチミツなどのアロマを放つ奥深さが多くのシャンパン愛好家を魅了しています。

ピノ・ノワール|コク・深みのある味わい

シャンパンの選び方 シャンパンに使われるぶどうの種類は主に3種類 ピノ・ノワール|コク・深みのある味わい

「ピノ・ノワール」は、シャンパンに骨格と重厚感をもたらす主要な黒ブドウ品種です。果汁のみを用いるため、仕上がるシャンパンは美しい黄金色。果皮からわずかに抽出されるタンニンにより、味にコクや深みが生まれます。赤い果実系の香りも魅力のひとつです。

なお、ピノ・ノワールもしくはムニエのみで仕立てたシャンパン「ブラン・ド・ノワール(白の黒)」では、黒ブドウならではのリッチなアロマとふくよかな味わいを堪能できます。

ムニエ|優しい口当たりと軽やかな味わい

シャンパンの選び方 シャンパンに使われるぶどうの種類は主に3種類 ムニエ|優しい口当たりと軽やかな味わい

シャルドネ、ピノ・ノワールとともにシャンパン造りの主要なブドウ品種として知られる「ムニエ」。果皮が黒く果肉が白い黒ブドウで、ピノ・ノワールと同様丁寧に搾った果汁のみを使用して、黄金色の美しいシャンパンに仕立てられています。

やさしい口当たりと軽やかな果実味が特徴。シャンパンに丸みとまろやかさをもたらし、シャルドネのシャープな酸を和らげたりピノ・ノワールの力強い果実味を抑えたりと、味わいのバランスをとるのにも重要な役割を果たします。

香りで選ぶ

シャンパンの選び方 香りで選ぶ

シャンパンの香りは、ブドウ品種やブレンド比率、熟成期間などの違いによって変わります。例えば、シャルドネ主体のシャンパンからは柑橘果実や白い花の香り、黒ブドウ主体のシャンパンからはベリー系の香りが生まれる傾向にあります。

また、熟成期間の短めな若いシャンパンは、総じてフレッシュでフルーティーな香りを放つのが特徴。熟成が進むにつれ、完熟果実・ドライフルーツ・ハチミツなどの華やかな香りに、トーストやビスケットなどの深く香ばしい香りを堪能できます。

ビックカメラの販売員から選びのワンポイント

小笠原直人
マイスター・ソムリエ・販売士3級
小笠原直人
有楽町店に勤務する酒販担当のマイスター。ソムリエの資格を持ち、ワインやシャンパンなどお探しのお酒をご案内してくれます。
小笠原販売員について詳しく知りたい方はこちら

 シャンパーニュはそれぞれに銘柄や味わいの個性があるので、飲むときのシチュエーション・食事との相性を考慮して選ぶのが大切です。

Point1:メゾンに注目
 銘柄と言っても初めてシャンパーニュを買うときは何が良いのか迷ってしまいますよね。迷ったらシャンパーニュの生産者「メゾン」で選ぶのもひとつです。大手ブランドのようなイメージで、メゾンは誰もが高級と分かるステータス・ブランド力を持っています。例えば私がおすすめする「ボランジェ」などは黒葡萄ピノ・ノワールが主流のメゾンなので重厚で深みのあるシャンパーニュを、シャルドネのメゾンと言われる「サロン」や「テタンジェ」などは繊細でエレガントなスタイルのシャンパーニュを楽しめます。

Point2:食事との相性に注目
 ほかメゾンや同じ造り手のなかでも、使われるブドウの種類によって食事との相性が異なります。例えば、白ブドウで造る「ブラン・ド・ブラン」と黒ブドウで造る「ブラン・ド・ノワール」では性格が逆です。魚介や繊細な料理だと「ブラン・ド・ブラン」、肉料理もいける「ブラン・ド・ノワール」がおすすめですね。
ほかにも、コース料理を通して飲むシャンパーニュを探しているなら「ドンペリ」などのプレステージュクラスのグレードのシャンパーニュを選ぶのもひとつです。

 シャンパーニュはあまりカジュアルなものではないので、気の置けない人同士のパーティーなのか、晴れの日の一本なのか、食事は決まっているのか、などシチュエーションを考えて選びたいお酒となります。

シャンパンのおすすめ|安い・コスパ

モエ・エ・シャンドン「モエ・エ・シャンドン ブリュット アンペリアル」(白/辛口)

モエ・エ・シャンドン「モエ・エ・シャンドン ブリュット アンペリアル」(白/辛口)

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おすすめポイント:世界中で愛されるモエ・エ・シャンドンの代表銘柄

3種類のブドウが織りなす、優れたバランスを味わえるシャンパンです。原料にはピノ・ノワールを30〜40%、ムニエを30〜40%、シャルドネを20〜30%の比率で使用。広大な自社畑で収穫された、良質なブドウのみが厳選されています。

リザーブワインを含む100種類以上のベースワインをブレンドすることにより、熟成感や複雑味、スタイルの一貫性を実現。フレッシュかつエレガントな味わいを余韻まで堪能できます。前菜からメイン、デザートまで、幅広いペアリングを楽しめる点もおすすめです。

メゾン G.H.マム「マム グラン・コルドン」(白/辛口)

メゾン G.H.マム「マム グラン・コルドン」(白/辛口)

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おすすめポイント:フレッシュかつ力強い味わいを楽しめる1本

クオリティの高さを追求して生まれた、「メゾン G.H.マム」のスタイルを象徴するシャンパンです。ブドウ品種はピノ・ノワールをメインに、シャルドネとムニエを使用。ブドウは100ヶ所を超える畑から、良質なモノだけが選び抜かれています。

グラスに注ぐと熟した桃やパイナップルのアロマに加え、バニラやハチミツの芳香を楽しめるのが魅力。ひと口飲むごとにフレッシュなフルーツの複雑な風味を感じられ、最後まで力強い新鮮さを感じられます。食中酒としても相性が良く、魚料理や卵料理と合わせるのがおすすめです。

アンリ・ド・ヴォージャンシー「キュヴェ・デ・ザムルー グラン・クリュ ドゥー」(白/甘口)

アンリ・ド・ヴォージャンシー「キュヴェ・デ・ザムルー グラン・クリュ ドゥー」(白/甘口)

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おすすめポイント:シャルドネ100%で造られる甘口の贅沢な味わい

シャルドネの聖地として名高いコート・デ・ブランの名門が、オジェ村特級畑のシャルドネを100%用いて贅沢に仕立てるシャンパン。残糖量約55gの甘口タイプながら、シャルドネの酸が甘みを上品に包み込むスッキリとした味わいの1本です。

「結婚」をテーマにしており、ハートの中央に白い鳩のつがいを描いたおしゃれなラベルに、フランス語で「恋人たちのキュヴェ」を意味するロマンチックな銘柄名が魅力的。結婚祝いやパートナーとの記念日などに開ける特別なシャンパンを求めている方にもおすすめです。

マルグリット・ギュイヨ「キュヴェ・デジール ブラン・ド・ノワール」(白/辛口)

マルグリット・ギュイヨ「キュヴェ・デジール ブラン・ド・ノワール」(白/辛口)

おすすめポイント:注目の若手メゾンが手がけるムニエ100%のブラン・ド・ノワール

フルーティーかつ官能的なアロマを堪能できるシャンパンです。ダムリーやオーヴィレールなど、8つの村から厳選されたムニエをブレンド。華やかな香りとふくよかな果実味は食前酒にはもちろん、食中酒としても楽しめます。

希望と欲望の象徴である「グリーンデイジー」が描かれたおしゃれなラベルも魅力。メゾンの設立は2012年と歴史が浅いものの、品種の個性を活かした独特のスタイルから高評価を得ています。

マリード・モア「マリード・モア ブリュット ロゼ」(ロゼ/辛口)

マリード・モア「マリード・モア ブリュット ロゼ」(ロゼ/辛口)

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おすすめポイント:本格的な味わいをリーズナブルに楽しめるのが魅力

鮮やかな色調ときめ細かい泡立ちが特徴のロゼシャンパンです。グラスに注ぐと立ちのぼる、赤い果実系の香りとフローラルな香りが特徴。口に含むと、繊細な果実味とスッキリと上品な酸味の余韻が心地良く続きます。

銘柄のバリエーションも豊富なので、手軽に飲み比べを楽しめる点もおすすめです。お祝いなどのシーンはもちろん、5,000円以下で購入できるため日常的にシャンパンを楽しみたい方もチェックしてみてください。

ラミアブル「ラミアブル テール・デトワール グラン・クリュ ブリュット」(白/辛口)

ラミアブル「ラミアブル テール・デトワール グラン・クリュ ブリュット」(白/辛口)

おすすめポイント:国外市場では極少量しか出回らない希少な銘柄

トゥール・シュル・マルヌ村で、最も歴史の長い家族経営生産者が造るシャンパンです。少量生産に加え、そのうちの多くはフランス国内向けで販売されるため、輸出量が極めて少ないのが特徴。お祝いの日に希少性の高い1本を選びたい方におすすめです。

原料にはピノ・ノワールを60%、シャルドネを40%使用。リザーブワインを全体の40%までブレンドし、20〜30ヶ月以上の熟成期間を経てリリースされます。ピノ・ノワールのピュアな果実味が際立つ、熟成感あふれる味わいを楽しめる1本です。

アンリオ「アンリオ ブリュット・スーヴェラン」(白/辛口)

アンリオ「アンリオ ブリュット・スーヴェラン」(白/辛口)

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おすすめポイント:王室・皇室御用達として認められた由緒ある銘柄

スタンダードクラスながら、ワンランク上のクオリティの高さを備えたシャンパンです。全体の35〜40%に複数のヴィンテージのリザーブワインをブレンド。凝縮したシャルドネのエレガントなアロマと、ミネラル感に支えられたコク深さが特徴です。

銘柄名の「スーヴェラン」とは、フランス語で「至高」を意味しています。オランダ王室をはじめ、オーストリア・ハンガリー帝国皇室御用達として認められた歴史から名付けられました。食前酒のほか、食中酒としても取り入れやすいおすすめのシャンパンです。

アルフレッド・グラシアン「アルフレッド・グラシアン ブリュット」(白/辛口)

アルフレッド・グラシアン「アルフレッド・グラシアン ブリュット」(白/辛口)

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おすすめポイント:伝統の樽熟成を用いたコク深く上品な味わい

発酵・熟成ともに樽を使用する伝統製法で造られるシャンパンです。繊細な樽使いにより、シャンパンの酸化を防ぎながら、味わいにまろやかさと円熟さを与えます。瓶内熟成は48ヶ月以上と、規定の2倍以上の期間でじっくり熟成されるのが特徴です。

色合いは美しく輝く黄金色で、グラスに注ぐと弾ける泡とともに、マンゴーや桃などのアロマが立ちのぼります。凝縮感のあるパワフルな味わいにコクを伴った酸味が広がり、清楚な風味が持続。上品な樽のニュアンスと複雑味を堪能できるおすすめのシャンパンです。

シャンパンのおすすめ|高級

ジュール・ラサール「ジュール・ラサール スペシャル・クラブ ブリュット プルミエ・クリュ 2013」(白/辛口)

ジュール・ラサール「ジュール・ラサール スペシャル・クラブ ブリュット プルミエ・クリュ 2013」(白/辛口)

おすすめポイント:良年に限って少量生産で造られる特別な銘柄

8〜10年の熟成期間を経てリリースされる、「ジュール・ラサール」のプレステージ的存在のシャンパンです。ブドウ果汁はシャルドネとピノ・ノワールの一番搾り果汁のみを使用。ブドウは全量手摘みで収穫され、伝統的な木製プレス機で搾汁されます。

メロンや桃、甘草のような爽やかな風味を持ちながら、時間とともにドライフルーツなどの凝縮感のある香りへと変化していくのが特徴。生産量は少量なので希少性が高く、特別なお祝いの日におすすめのシャンパンです。

ボランジェ「ボランジェ ピー・エヌ ティー・エックス 17」(白/辛口)

ボランジェ「ボランジェ ピー・エヌ ティー・エックス 17」(白/辛口)

おすすめポイント:ピノ・ノワールの魅力がたっぷり詰まった1本

格調高いピノ・ノワールのメゾンとして有名な「ボランジェ」が造るシャンパンです。原料にピノ・ノワールを100%使用したブラン・ド・ノワール。2017年にトーシエール村で収穫されたブドウをベースに、アヴネ村・ヴェルズネイ村で収穫されたブドウをブレンドし複雑な深みを出しています。

ドサージュは約4gと辛口。果実味が口いっぱいに広がるふくよかさがありながら、爽やかなミネラルによる透明感もあわせ持っています。

なお、造り手の「ボランジェ」は、かつてイギリス王室御用達を賜り、映画007の主人公ジェームス・ボンドが愛飲することでも有名。イベントやパーティー用などで、ストーリー性のあるシャンパンを求めている方におすすめです。

コンラ「キュヴェ・ヴルール」(白/甘口)

コンラ「キュヴェ・ヴルール」(ロゼ/甘口)

おすすめポイント:お酒が苦手な方でも飲みやすい甘口タイプ

シャンパンの製法が確立された18世紀初頭当時の姿を、現代に再現することを目指して生まれた銘柄です。ブドウ品種はシャルドネをはじめ、ピノ・ノワールとムニエも使用。1960年代から注ぎ足されたリザーブワインを30%ブレンドしています。

残糖量が約60gと高く甘口のため、シャンパン初心者の方にもおすすめです。手吹きの重厚なボトルとデザイナー兼アーティストのペルニール・ピシェール女史によるラベルデザインを採用するなど、デザイン性も重視しているのがポイント。プレゼントにも適しています。

クイーン・レア「クイーン・レア シャンパーニュ ブリュット 2007」(白/辛口)

クイーン・レア「クイーン・レア シャンパーニュ ブリュット 2007」(白/辛口)

おすすめポイント:まるで宝石のような気品漂うレアなシャンパン

デザイン性・品質ともに優れた高級シャンパン。フランス王妃マリー・アントワネットに献上した1本のボトルを起源を持ち、厳選されたヴィンテージのみリリースされる希少性の高い銘柄です。過去約40年間のうちに生産されたのはわずか数十回。ボトルには取り外し可能なティアラ付きで、プレゼントにおすすめの1本です。

2007年のヴィンテージは、白い花の香りや果実香に、ラムのアロマやナッツの香りなどが重なる表情豊かなアロマが印象的。幾重にも層をなすリッチで複雑な味わいは、食事とも好相性です。フォアグラや牡蠣のグラタン、クリームソースなどコクのある料理とよく合います。

アルマン・ド・ブリニャック「アルマン・ド・ブリニャック ロゼドゥフルート」(ロゼ/辛口)

アルマン・ド・ブリニャック「アルマン・ド・ブリニャック ロゼ」(ロゼ/辛口)

おすすめポイント:美しいボトルデザインがエレガントさを演出

世界中のセレブから愛されるブランドが手がけるロゼシャンパンです。原料にはピノ・ノワールをメインに、同じくピノ・ノワールから造られる赤ワインを12%ブレンド。リッチな味わいとコク深さを持ち、イチゴやチェリーなど赤いベリー系のアロマとともに長く続く、シルキーな余韻を堪能できます。

美しいピンクゴールドのボトルデザインは、おしゃれなインテリアアイテムとしても活用できる秀逸な仕上がり。アルマンドフルートグラス2脚と専用ケースを付属した、誕生日や記念日など特別なイベントにおすすめのシャンパンです。

モエ・エ・シャンドン「ドン ペリニヨン ギフトボックス 2013」(白/辛口)

モエ・エ・シャンドン「ドン ペリニヨン ギフトボックス 2013」(白/辛口)

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おすすめポイント:上質なコク深さと複雑味を堪能できる1本

高級シャンパンを代表する「ドン ペリニヨン」です。上品で洗練された味わいを有し、熟成によるコク・香り・酸味が絶妙なバランスで共存しています。贈り物や特別な日のお祝い用としても人気のあるシャンパンです。

スパイス・ウッディー感・ロースト香が広がり、ヴィンテージの酸味が深い味わいをもたらします。優れた芳香とスモーキーな深い味わいが口の中に長く残る完成度の高い1本です。

ペリエ ジュエ「ペリエ ジュエ ベル・エポック ギフトボックス 2014」(白/辛口)

ペリエ ジュエ「ペリエ ジュエ ベル・エポック ギフトボックス 2014」(白/辛口)

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おすすめポイント:良質なシャルドネが生み出す洗練された味わい

洋梨や白い花のデリケートなアロマが甘美に香る、2014年のヴィンテージシャンパンです。特級畑のブドウのみで仕立てられたシャンパンはしっかりとした骨格を持ち、凝縮した果実味としなやかな酸が織りなす洗練された味わいを堪能できます。

本銘柄は優美なデザインのギフトボックス入り。19世紀末〜20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花した芸術様式「アール・ヌーヴォー」を代表する芸術家、エミール・ガレ氏がデザインを担当したアネモネの美しいボトルデザインから、「シャンパーニュの芸術品」とも形容される華やかな高級銘柄です。

マルグリット・ギュイヨ「キュヴェ・エクスターズ ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ 2009」(白/辛口)

マルグリット・ギュイヨ「キュヴェ・エクスターズ ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ 2009」(白/辛口)

おすすめポイント:長期熟成ならではの複雑で表現豊かなアロマ

メゾンの創業者であるフローレンス・ギュイヨ氏が、東洋の旅から受けたインスピレーションを表現したスペシャルなシャンパンです。シュイィ・クラマン・オジェの3つの村の特級畑で収穫されたシャルドネを100%使ったブラン・ド・ブラン。瓶詰め後、セラーで12年以上熟成されています。

「エクスターズ」とは、フランス語で「恍惚」を意味する言葉。フレッシュな果実味に、バターやハチミツのような濃厚な香りが複雑に入り混じった、うっとりするようなアロマを堪能できます。熟成感あふれるシャンパンを求める方におすすめです。

ピエール・ジモネ・エ・フィス「スペシャル・クラブ グラン・クリュ オジェ エクストラ・ブリュット 2016」(白/辛口)

ピエール・ジモネ・エ・フィス「ピエール・ジモネ スペシャル・クラブ グラン・クリュ オジェ エクストラ・ブリュット 2016」(白/辛口)

おすすめポイント:単1の特級畑のシャルドネ100%で造る極辛口タイプ

オジェ村の特級畑で収穫されたシャルドネを全量使用した貴重なシャンパン。グレート・ヴィンテージといわれる2016年の単1年産です。最低36ヶ月以上瓶内で熟成。厳しい試飲検査に合格したモノのみ、販売が認められます。

オレンジピールのような香りのなかに、赤いベリー系のアロマやパン生地のニュアンスを持ち、長い余韻を巧みに支えるミネラルを感じられるのが特徴。極辛口タイプなので、さまざまな料理と合わせやすい点もおすすめです。

シャンパンの売れ筋ランキング

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シャンパンの開け方と注ぎ方

シャンパンの開け方と注ぎ方

シャンパンは発泡性があるため、正しい開け方を知っておかないと中身が泡と一緒に出てしまったり、コルクとぶつかり物が壊れたりすることにつながります。シャンパンを自宅で飲む際は開け方もしっかりと把握しておきましょう。

シャンパンを空ける際にはまず、開栓前には冷蔵庫で十分冷やしておくことが重要です。また、シャンパンは気圧が高いので、開ける直前まで口金を外さずしっかりと抑えながら開けましょう。

シャンパンを注ぐ際は瓶底を持ち、ボトルをグラスへ近付けて、繊細な泡の輪ができるようにグラスを傾けてゆっくり注ぐのがおすすめ。香りを引き立たせるために、2〜3段階に分けて注ぐのがコツです。

< シャンパンを開ける手順 >
@:キャップシールをはがす
A:親指でコルクをしっかりと押さえ、ゆっくり口金を外す
B:口金が緩んだらコルクをしっかり押さえたまま、利き手でボトルをゆっくりと回す
C:抜けそうになったら静かにコルクを外せば完了です

シャンパンの保存方法とは

シャンパンの保存方法とは

未開栓のシャンパンは、正しく保存すれば長期間品質をキープできる反面、保存方法が悪いと1年と持たずに品質が落ちてしまうことも。劣化を防ぐための基本として、直射日光を避けて一定の温度で保存する、コルクを乾燥させないことなどが挙げられます。開封済みのモノであれば、上記に加えて、空気に触れないようにしたり、炭酸が抜けないようにしたり注意しましょう。

手軽に管理するためにおすすめの方法がワインセラーでの保存です。家庭用の製品であれば安価で手に入りやすいので、シャンパンを自宅で飲む機会が多い方は購入を検討してみましょう。また、スペースを取りやすいものの、冷蔵庫の野菜室で保存するのも効果的な方法です。

シャンパンと合わせてチェックしておきたいアイテム

シャンパンと合わせてチェックしておきたいアイテム

シャンパンと合わせてチェックしておきたいアイテムのひとつが、シャンパンストッパーです。ストッパーで圧力をかけて栓ができるため、開栓後でも炭酸が抜けにくい便利アイテム。1度に飲みきれなくても長く泡を楽しめる点がメリットです。通常のワインストッパーだと炭酸が抜けてしまう可能性があるので、専用のモノを使用しましょう。

また、シャンパングラスにこだわってみるのもおすすめ。シャンパングラスにも多くの種類がありますが、迷ったときは泡立ちを楽しめる定番のフルートグラスや香り立ちの良いチューリップグラスを選んでみてください。グラスにもこだわると、よりシャンパンの高級感を演出でき特別な日を楽しめます。プレゼントに贈る場合も一緒に付けてあげると喜ばれるのでおすすめです。

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担当者からひとこと

シャンパンは特別なイベントやパーティーシーンにピッタリの華やかなお酒。色や味わい、グレードなどによりバリエーションが豊富なので、飲用シーンに合う銘柄を選びやすいのがポイントです。本記事を参考に、お気に入りの1本を見つけてみてください。

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