一般的に、焦点距離が長くなるほど色収差が大きくなり、コントラストの低下や色の滲みが発生しやすくなります。この問題点を克服するために、EDレンズに比べて分散性が小さいUED(Ultra Extra-Low Dispersion/特殊低分散)レンズを本レンズに採用。蛍石に近い性能により、レンズの色分散作用を抑えて軸上色収差を良好に補正することで、撮影領域全域において画面隅々まで鮮鋭性に優れた撮影ができます。また、11枚の絞り羽根は、イルミネーションなどの光源のあるシーンにおいて美しいボケ表現と印象的な光芒の描写を両立します。