◆アナログレコードを高品位に再生 新設計の軽量シェル一体型ストレートトーンアームや5mm厚の高音質ラバーマット、厚さ30mmの音響用の高密度MDFキャビネットの採用、独自の偏心インシュレータなど、
アナログレコードを高品位に再生するための技術を投入しました。
◆ハイレゾ・ファイルフォーマットでPCに録音・保存が可能 アナログレコードの音を最大DSD 5.6MHz、リニアPCM 192kHz/24bitなどのハイレゾ・ファイルフォーマットでPCに録音・保存が可能。
録音した音源は、ハイレゾ再生対応のウォークマンなどの他機器で聴くことができます。
◆簡単に録音と編集が可能な、新開発のPCアプリ「Hi-Res Audio Recorder」 Windows OS、Mac OS Xに対応した、新開発の専用アプリ「Hi-Res Audio Recorder」で簡単録音・編集が可能です。
※「Hi-Res Audio Recorder」はPS-HX500専用のアプリケーションです。Windows OS、およびMac OS Xに対応しています。
※PS-HX500は、本アプリでのみPCを使用した録音が可能です。その他のアプリケーションでは録音できません。
◆新設計の軽量シェル一体型ストレートトーンアームを搭載 新設計の軽量シェル一体型ストレートトーンアームは、カートリッジから受ける上下の振動に対して軸が回転運動を起こさないため安定したトレースを実現することで、
より正しく音の情報を読み取ることができ良好なステレオバランスが得られます。
さらに、シェルをアームと一体化することでシェル部の強度が高くカートリッジの支持が安定する、インテグレーテッドタイプを採用。
フォーカスのよい立体感のある音場を再現するとともに、シェル部の軽量化によりアームの最低共振周波数の最適化を図り低域のトレース性能を高め、
変形したレコードへの高い追従性を実現しています。
◆強度の高い円筒形状のアームポストと丸型シェル形状を採用 ピボット軸受を支えるハウジングを円筒形状に設計。高い強度とスラックレス水平軸受構造によってクリアな低音を再生します。
また、シェルにはアルミダイキャスト製ラウンドシェルを採用。角部の共振が少なく音への色付けがないため、原音に忠実な再生を実現します。
◆音響用の高密度キャビネットと偏心インシュレーターを採用 プレーヤー本体のキャビネットには、密度の高い30mm厚の音響用の高密度MDFを採用。
さらに、機械的共振をしにくいソニー独自の偏心インシュレーターは、中心ゴム部を独特の形状にすることで高い制振性を実現。
ラックなどからの振動を排除し、高い空間再現性を実現します。
◆高安定ベルトドライブ方式 ベルトドライブ方式のターンテーブルの回転を支えるセンタースピンドル部に、1クラス上の精度と強度を持つベアリング構造(ボールレス)を採用。
これにより回転とベルトの走行を安定化し、自然な再生音を実現します。
◆アルミダイキャスト製プラッターと新設計の高音質ラバーマットを採用 プラッターには強度と重量のバランスがよいアルミダイキャストを採用。
また、レコード面との密着性が高く不要共振が少ない、新設計の5mm厚専用ラバーマットを採用。安定したトレースをサポートします。
◆専用PCアプリ「Hi-Res Audio Recorder」で簡単録音・編集 Windows OS、Mac OS Xに対応した新開発の専用アプリ“Hi-Res Audio Recorder”をPCにインストールし簡単に録音・編集・PCへの保存が行えます。
録音するフォーマットを選択しレコードを録音した後「不要部分のカット」「複数トラックへの分割」や「アルバム名」「アーティスト名」「トラック名」などのタグ情報の編集を行い、
PCへ保存できます。保存の際は「アルバム名」がフォルダ名として保存されます。
※「Hi-Res Audio Recorder」はPS-HX500専用のアプリケーションです。Windows OS、およびMac OS Xに対応しています。
※PS-HX500は、本アプリでのみPCを使用した録音が可能です。その他のアプリケーションでは録音できません。
レコード音源のデジタル化を実際に試してみる。本機のUSB出力をPCにつなぎ、専用の録音&編集ソフト「Hi-Res Audio Recorder」を起動。本機のフォノイコ出力をA/D変換してUSBで伝送し、PCで保存する仕組みだが、あらかじめPCMまたはDSDから録音形式とサンプリング周波数を選ぶこと以外に面倒な設定はいらず、操作のハードルは低い。
文:山之内 正
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。