ビックカメラ.com | SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM Art

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SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM Art

SIGMAのArtラインに中望遠～望遠をズーム全域でF1.8でカバーする大口径ズームレンズが登場です。ラインアップでは、広角～標準をF1.8でカバーする18-35mm F1.8 DC HSM Artが登場した際も、ズームでF1.8！と驚いたものですが、今度は望遠系をF1.8でカバーするレンズの登場、しかも光学性能、画質にこだわるArtラインということもあり、FLDガラスや高屈折SLDガラスなどの光学設計にこだわり、収差やフレア、ゴーストなどにも配慮されています。
35mm換算では1.6倍の場合80mm～160mm相当をカバーし、F1.8の大口径ということでその画角を活かし、ポートレートなどで活躍してくれそうです。
さずが、望遠域のズームでF1.8ということでフィルター径は82mm。しかしながら適度な大きさで、組み合わせるカメラによってはバランスも良く、単焦点にも匹敵する明るさで、その数本分をカバーしてくれることを考えると機動力は抜群です。
今回は発売前ではありますが、使用させていただく機会がありましたので撮影してみました。

シグマ　交換レンズ　50-100mm F1.8 DC HSM　Art　実写レポート

桜咲く公園に佇む古い車を50ｍｍ側にて。ピントを合わせたグリルのメッシュなどはとてもシャープに描写。開放では高速シャッターが足りずに気持ち足りずに少し絞りました。日中のシーンなどで開放を活かしたい場合はNDフィルターを用意しておいたほうが良いかもしれません。

薄暗くなってきました。開放での撮影です。1ベンチの木目はシャープ、街路樹を前ボケで入れて。単焦点レンズに匹敵する立体感ある仕上がりとなりました。

100mm側で開放にて。今回EOS80Dでは160mm相当。適度な画角で、街の気になる一部を切り撮ります。

ガラス越しの運転席のハンドル。助手席のガラスの反射もありふわっとしていますが、しっかりと芯のある描写に。

最短撮影距離は95cm。タンポポをローアングルにて。

開放ばかりで撮っていましたので、少し絞って、風景と鉄道を。この場所は100mm前後の中望遠での撮影がちょうど良い画角。桜、列車、背景の八ヶ岳をバランスよくフレーミングできます。桜の花や木々の描写もシャープに。

風になびく旗少し距離はありますが等倍でみてみると布の繊維のテクスチャーもかっきりと分かるほどです。