2月5日(日)、ドイツのスピーカーメーカー「ELAC」の試聴会を実施。(有楽町)
- 使用したアンプ
- DENON PMA-SX
- 使用したプレーヤー
- DENON DCD-SX
ELAC BS53.2
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<ELAC>
2ウェイ ブックシェルフスピーカー(2台)BS53.2
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麻倉 怜士氏 コメント エラックのベースモデル。エラックの特徴とも言えるJETツィーターやハイブリッドコーンは無いものの、とてもエラック的な端正で品格のある音を聴かせる。ヘイリーロレーンは清潔でクリア、解像度が高く、この価格よは思えない艶やかな表情が聴ける。 ロッシーニは弱音の表情がキレイ。高音の広がりも繊細で美しい。 アートペッパーはサックスの音の質感が高くベースの伸びが良い。 |
ELAC BS182
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<ELAC>
2.5ウェイ ブックシェルフスピーカー(2台/サテン・ブラック) BS182 SB
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麻倉 怜士氏 コメント ここからJETツィーターが加わるがやはり効果はひじょうに大きい。帯域がさらに広く、細かな粒子感がしっかりと再現されており、ニュアンス再現も深い。 ピアノのキラメキさも美しい。ロッシーニは繊細できれい。各楽器の音の違いなども細かく再現されている。 チェロの調べも朗々として明瞭である。アートペッパーのサックスは質感高く、美しい。 音の粒子同士の繋がりも良い。 まとめるとひじょうに質感が高く、エラックらしい高品位な音の香りが十分に味わえる。 |
ELAC 310IB
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<ELAC>
2ウェイ ブックシェルフスピーカー(2台/インディーズ・ブラック)310IB
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麻倉 怜士氏 コメント これは凄い。エラックを代表する超小型スピーカーであり、特別なモデルだ。特に飛び抜けた音楽再現能力が聴けた。 品質管が格段に高く、解像感もひじょうに高い。 これがヴォーカルのニュアンス再現性に絶大なる力を与え、ヘイリーロレーンの溜息の色気感は他に並ぶべくもののなき再現である。 このコンパクトさでここまでの音楽性を再現出来るのは、まさに驚きだ。 ロッシーニはひじょうに透明で深い表現力、さらに弱音のニュアンス感の豊かさが印象的であった。 アートペッパーはとにかく音がキレイで滑らか。艶もたっぷりと聴けた。 まとめてみると「310IB」はエラック的な音の特徴をすべて持ち、エラックの中でも格段のポジションを持つスペシャルなスピーカーであると再度確認が出来た。 あまりに素晴らしすぎ、240シリーズが霞む。 |
ELAC BS243BE
![]() <ELAC>
BS243BE
麻倉 怜士氏 コメント 今回、空芯コイル化とカラーリングのブラック化が特徴だ。音的にはであるが、従来からの240シリーズが有していた解像感の高さ、スピードの速さという特長に高い品質感をプラスしたのが、モデルチェンジの大きな眼目。 女性ヴォーカルは明瞭ですっきりとした表現。輪郭感もかっちりと描かれている。 ロッシーニの弦楽ソナタは明晰で前向きな展開。粒子感も細かい。 アートペッパーは晴れやかで明確、そしてハイスピードな表現である。 |
ELAC FS247BE
![]() <ELAC>
FS247BE
麻倉 怜士氏 コメント ここのモデルからフロアスタンド型になる。エラックのスピーカーづくりの巧みなところはブックシェルフにも負けないハイスピード感をフロアスタンドで得ていることだ。 量感と解像感が両立して巧みな音づくりといえよう。 「BS243」と比較すると低域の力さが異なり、全体のバランスがより整えられる。 女性ヴォーカルは繊細で力感も十分で階調感も緻密。低域はピラミッド的だがスピードも速い。 ロッシーニの高域の音の合奏の塊感は素晴らしい。アートペッパーのジャズは華やかでくっきりとし剛性が高く、しかもベースのサポート感も十分に安定している。 まとめると高い剛性感、しっかりとした駆動力、ニュアンスを細かい部分まで音楽的に再現してくれるスピーカーということができよう。 |
ELAC FS249BE
![]() <ELAC>
FS249BE
麻倉 怜士氏 コメント 今回のモデルチェンジで特に印象的に思ったのは全体域の情報量が大型化するに伴って、更にハッキリと出ている事である。一般的に大型のスピーカーの場合、低域に量感はあるが遅くなったり全体域にわたって解像感がやや劣るといったモノもあるが、エラックに関しては大型化すればさらに 情報量が増え、さらにスピード感も十分にある。 低域の剛性感と中域の艶を中心とした情報量、素晴らしい高域の再現性が上手く聴ける。 恐らく大型のスピーカーとなり低域がしっかりと出ているがさらに高域の出し方、表現力はハッキリとしており、且つ強調感は素晴らしい。 ロッシーニはワイドレンジで弦のスピードが速い、ダイナミックに捉えている。 アートペッパーのジャズはノリが良く、情報量が多く、情熱的で前向きである。 |
麻倉怜士氏
プロフィール
- 1950年 生まれ 1974年 横浜市立大学卒業
- 日本経済新聞社、雑誌「プレジデント」副編集長を経て、1991年にオーディオ・ビジュアル評論家として独立
- 日画質学会副会長。津田塾大学講師(音楽学)
- 自宅に150インチのホームシアターを設置し、オーディオ・ビジュアルの研究を行っている。
雑誌連載
- HiVi・ビデオサロン ・PEN ・日経WINPC ・ヨミウリPC …など。
- オーディオ機器、デジタルメディア、ホームシアター、映画、音楽の話を毎号、執筆している。ITメディアでも連載を持つ。テレビ出演も多数。


























麻倉 怜士氏 コメント
前回の「KEF」に引き続き、ドイツのスピーカーメーカー「ELAC」の試聴会を実施。ラゾーナ川崎店でも実施しましたが、今回は他モデルも加わり、また新しい感触を持ちました。