SIGMA 19mmF2.8DN Artライン、ミラーレス向け小型、軽量な広角レンズ
シグマArtラインシリーズに、ミラーレス向けの単焦点レンズがラインナップ。
19mmF2.8、30oF2.8、60oF2.8の、広角、標準、中望遠。それぞれ、NEX用とマイクロフォーサーズ用をラインナップ。どれも小型で軽量、各ボディともマッチする洗練されたデザインです。
各、画角とも、確かに標準ズームレンズでほぼカバーされる画角ではありますが、やはりここは単焦点レンズ。写りは一味も二味も違う、写りの面もとても優秀で、写真の楽しさを再認識させてくれること間違いなしです。
今回はシリーズより、19mmF2.8DNを取り上げたいと思います。Eマウント用とマイクロフォーサーズ用、それぞれブラックとシルバーのラインナップ。
Eマウント用では35mm換算で28.5mm相当、マイクロフォーサーズでは38mm相当の広角レンズとなります。街中のスナップなどで活躍してくれる1本です。
外観
今回使用したのはEマウント用。NEX7に装着してみました。つやありのブラックボディが近未来的。NEXともなかなかお似合いです。
シャッターのWHY?
1/160 F8 +0.3 ISO100
街中のスナップにもちょうど良いレンズです。小型軽量なのでお散歩にぴったり。
見上げる初夏の空
1/800 F8 ISO100
ちょっと意地悪に見上げて太陽と街路樹。スーパーマルチレイヤーコートにより逆光でもコントラストも高く、ゴーストなどもほぼ皆無でした。
タチアオイの咲く歩道
1/4000 F4 ISO100
初夏の歩道に咲くタチアオイ。広角を活かし風景を入れつつ、クローズアップ。最短撮影距離は20cmです。
ワーゲンバス
1/800 F3.5 +0.3 ISO100
路地に停まっていたワーゲンバス。愛嬌あるフロントをローアングルで見上げて。ウインカーやボディの質感なども良い感じ。
窓越しに
1/1000 F2.8 +0.3 ISO100
ある初夏の午後、ラムネの看板が涼しげに揺れていました。布の繊維の模様などもしっかり描写しています。広角ながらクローズアップして背景を入れるようなシーンでは、F2.8と明るい為、ボケも活かした撮影も可能。
マカロン
1/80 F2.8 ISO100
夕暮れ時のショウウインドウ。F2.8の明るさで手持ちでも手軽にスナップ。
窓越しに
この焦点距離は、レンズキットに付属の標準ズームにも含まれるのですが、やはり単焦点。高画質を約束してくれます。シャープで、逆光にも強い。ズームできない分、自分の足で、引いたり、寄ったり、F2.8ということで、広角ながらボケ味を活かした撮影など、一眼カメラをより楽しむ事ができます。小型軽量、旅やスナップにおすすめの高性能な広角レンズです。
SONY Eマウント用
マイクロフォーサーズ